『らくしょう~楽笑~』で、障がいのある子どもたちの心と身体と集中力を育てたい!

『らくしょう~楽笑~』で、障がいのある子どもたちの心と身体と集中力を育てたい!
障がいのある子どもたちが心と身体を自分でコントロールできるようになり、自立した生活ができる大人になれる支援をしたいと思い、放課後等デイサービス『らくしょう~楽笑~』を立ち上げました。子どもたちが自立して学校に行く、社会に出る、自分で考えて行動できるようになる支援ができるよう、力を貸してください。

みなさんはじめまして!上間芳(うえまかおり)と申します。
沖縄県那覇市で放課後等デイサービス『らくしょう~楽笑~』 を主宰しています。

『らくしょう~楽笑~』は、2021年5月1日に開設したばかりの放課後等デイサービスです。物件を探すところから始め、那覇市からの認定も無事いただくことができました。10名規模、スタッフ2名の小さな施設です。30年の保育士の経験を活かし、放課後等デイサービスを必要としている子どもたちと保護者の皆さんが安心して過ごせる居場所に育てたいと思っています。

放課後等デイサービスは、2012年4月に定められた児童福祉法としての事業です。
主に障がいのある就学児童・生徒(6歳~18歳)が学校の授業終了後や長期休暇中などに通う施設で、学校外で集団生活を行う機会や居場所をつくり、障がいのある子どもたちを持つ家庭を支えるために作られました。

障がいのある子どもたちは、うまく自分をコントロールすることができません。自分のしたいことだけしかしなかったり、したいことができないときに感情が爆発してしまうお子さんも少なくありません。他の子どもたちとなじめなかったり、児童クラブでは受け入れ枠が少なかったり受け入れてもらえないケースもあるのです。

子どものうちは回りが何とかしてくれるかもしれません。でも、子どもはいつか大人になります。大人になったとき、きちんと感情のコントロールができるようになっていれば、社会にも出ていきやすいと思うのです。そのためには小学校低学年からじっくり向き合うのが一番だとわたしは考えています。

小学校に上がるとそれまでのようなフォローがなくなり、特に障がいのある子どもたちとその保護者の皆さんは不安でいっぱいなのではないかと思います。 障がいのある子どもたちが心と身体を自分でコントロールできるようになり、大人になったときに自立した生活ができるようになる支援をしたいと思い、この放課後等デイサービス『らくしょう~楽笑~』を立ち上げました。

『らくしょう~楽笑~』 のお部屋です。

『らくしょう~楽笑~』では、以下の3つを柱として、子どもたちと接しています。
1.身体を鍛える

障がいのある子どもたちは体幹が弱い子どもたちも多いため、いろいろな遊びを通じて身体を作っていくことが大切です。 外に出てでこぼこ道を歩いたり、山の斜面や海の砂地を歩いたり走ったり。実際に体を動かす体験を日常的に行うことで、身体を少しずつ強くしていきます。

ヨーガシャンティーのケイシー先生を講師にお迎えして、ヨガを取り入れることになりました。
ヨガのポーズは体の筋肉に良い刺激を与え、体幹を鍛えたり、生活の基盤となるバランス感覚や、成長を助ける柔軟性や、身体能力を養うことができます。 また、ヨガで行う深い呼吸法は、身に付けることで自律神経が整い、集中力がアップするそうです。身体の免疫力を高める効果があるともいわれています。

ヨガ教室の様子です。
2.集中する力を育てる

知育教材やおもちゃ・玩具を通じて、集中する力、考える力を育てます。少人数だから、その子に合わせたやり方で少しずつ進めていくことができます。自分のペースでできるから、分かるまで何度もやり直すことができますし、分かることが自信にもつながります。

長期休みには毎週、お料理体験会を実施します。自分たちでいちから料理をすることで、集中力が鍛えられるのはもちろん、五感がフル稼働することによって脳が活性化され、感性が豊かになっていきます。野菜を洗ったり切ったり肉をいためたり…という体験