行き場を失った豚バラ肉をよみがえらせる!冷凍ルーローハン

行き場を失った豚バラ肉をよみがえらせる!冷凍ルーローハン
これまでミンチなどに利用されていた、肉巻きおにぎりに使用する豚バラ肉の端材ですが、このコロナ禍で買い取り先が減ってしまい、余っている状況です。このままでは廃棄になってしまうため、この豚バラ肉の端材を使った冷凍ルーローハンを開発致しました。食品ロスを有効活用したルーローハン、是非お召し上がりください。

【コロナで売上激減……新商品「十勝風豚丼」で工場を稼働させたい!】や【コロナに負けない!新商品「冷凍自家製牛丼」で工場を稼働させ従業員の生活を守りたい】では、多大なご支援をいただき、誠にありがとうございました。

この度は、私たちのプロジェクトをご閲覧いただきありがとうございます!
私たちは、冷凍食品メーカーの㈱ポストごはんの里です。

簡単にですが、弊社の紹介をします。
私たちポストごはんの里は、創業前は米の卸問屋、その後手作り弁当のお店として創業し、平成4年には炊飯工場の設立、平成10年には冷凍食品の製造に進出し、特に冷凍寿司、冷凍米飯のトップメーカーとして今日に至っています。

社名に「ごはん」が入っていることからも分かると思いますが、とことん「美味しいご飯を消費者に届ける」ために技術力を磨いてまいりました。

人手不足で困っている業者様やプロの方に貢献したい、冷凍食品を使ってもらって美味しいものを楽に提供してもらいたいという想いから、全国の業者様にごはんの里の冷凍食品を出荷してきました。

これまでのクラウドファンディングにて、コロナ禍の業務用市場の不況を乗り切るために、昨年の11月から、一般のお客様に向けてレンジで簡単に調理できる家庭用冷凍食品『十勝風豚丼』、『自家製牛丼』を作り、工場の稼働と従業員の雇用を守ってまいりました。

新たな家庭用食品としての需要や業務用食品の需要の回復により、工場の稼働と休業を繰り返しながら、工場の運営を行ってまいりました。
コロナ禍での工場を稼働させていくにつれて、新たな問題が発生しました。

それは肉巻きおにぎりに使用する豚バラ肉のカットした後に、原木の端っこ(端材)です。

~肉巻きおにぎりに使用する豚バラ肉のカット~

~豚バラ肉の原木のカット後に残る端材~

この端材は、弊社での用途はないため、販売店に買取の依頼するなどを通して、食品ロスにならないように努めてまいりました。

ですが、このコロナ禍に販売店のご利用先のお客様も休業等で、買取をしてもらえない事態に陥りました。

工場の稼働と休業を繰り返してはいますが、肉巻きおにぎり製造時には、1週間に100kgの端材が出てしまいます。

この終わりの見えないコロナ禍に、ますます端材の在庫はあふれていくばかりです。

現在の端材の在庫の解消と、開発目標の冷凍丼の両方、そしてさらなる工場稼働を目指し、豚バラ肉を使った、台湾の定番料理『ルーローハン』の開発しました。

ルーローハンとは、豚バラ肉を甘辛いタレで煮込んで白飯にのせた、台湾の定番料理です。
スパイスとして八角を使用し、トッピングには、煮卵や青菜をよく使います。
本場台湾では屋台でよく見かけたり、おふくろの味としても人気です。

豚バラ肉の端材をカットの機械で、厚さ8mmの短冊カット

~煮炊き撹拌機で具材の調理~
カットした豚バラ肉を油で炒めます

肉に火が通ったら、調味液(テンジャンユ等)を入れて引き続き 加熱

水溶き片栗粉を入れ、タレに透明感が出るまで加熱して完成!

炊き立てのごはんの上にのせて、ルーローハンの完成です!
後は冷凍するだけ!

弊社では豚バラ肉を様々な形状のごはんに巻いた肉巻き商品を製造しています。
ごはんに巻く豚バラ肉は、板状のかたまり肉を自社でカットしていますが、カットする際にどうしてもカットできない部分が出ます。このロス肉をさらに加工した商品ができないかと開発したのか台湾のおふくろの味「ルーローハン」です。
本場台湾では細長く切った肉やダイス状の肉が多いようで