はじめに・ご挨拶
はじめまして!
動物ドキュメンタリー映画を製作しております佐藤栄記と申します。
TBS『どうぶつ奇想天外!』のディレクターを12年以上勤め、
TVディレクター引退後は、全国の小学校で使われているデジタル教科書の動物の動画等を
撮影してきました。
近年は、衆議院議員会館や国立大学等で生き物に関する講演も行っております。
私の生涯を賭けた使命は、個々の生き物がそれぞれに持っている命と、
その生涯の大切さを伝え続ける事だと信じております。
わたくしの心臓が鼓動を止めるその時まで、
地球上の全ての生き物たちの為に尽力していく所存です。
このプロジェクトで実現したいこと
都会の子ども達、そしてその親御さん方に、身近に居る生き物たちの
驚くべき能力、その命の尊さ、儚さを改めて知って頂きたい!
そのために、この夏、❝映画上映会❞や❝自然観察会❞を提供したいのです!!
それは、たとえば、カブトムシであり、ギンヤンマであり、ザリガニであり、サワガニであり、
カラス、アマガエル、ゲンゴロウ、ミンミンゼミ、ノコギリクワガタ、ゴマダラカミキリ・・・
本来なら、私たちのすぐ近くで一緒に暮らしているはずの者達の事です。
私は、これら地球の仲間たちの事を、特に、彼らのひっ迫した現状を知ってもらう為に、
特に都会にお住いの皆様に、今年の夏休みに
私が製作した動物ドキュメンタリー映画の上映会や、観察会をたくさん開き、
広く、そして一人でも多くの方々に、小さな命の輝きを映像と、リアルタイムな実物で観て頂きたいと思っております!
プロジェクトをやろうと思った理由
最近、公園などに行くと、虫取り網と小さなプラスチックケースを持ったご家族連れに
必ず遭遇します。
どうやら、虫などを捕獲するゲームが大ヒットした影響で、
昆虫採集などが異常なほど流行っているようです。
しかし、東京では、ほとんど生き物がいません。
特に、東京23区においては人気の昆虫たちをはじめ、
カナヘビやトカゲ、カエルは全種類が、準絶滅危惧種以上にカテゴライズされてしまっています。
そんな数少ない絶滅寸前の生き物達も、ゲーム感覚で捕らえられ、
知識のない飼育方法で殺されてしまう場合がほとんどのようです。
また近年は、地中に何年もいた蝉の幼虫が、地上に姿を現した途端に
人間に捕らえられ、食べられています。
今、都会では、いいえ、日本でも世界でも、多くの生き物達が
劇的に減っていたり、あるいは、行き場を失っていたりして『絶滅』という2文字に向かっています。
そんな地球の仲間たちの為に、現在の真実を知り、
彼らがいかに大切な友達であり、地球の家族であるかを
今一度考えるきっかけ作りの場を設け、夏休みの素晴らしい1日を作って頂きたいのです!!
そして、それを早急に行わないと、取り返しのつかない事になると思っております。
これまでの活動
22歳より、46歳までの24年間、テレビ番組制作に携わって参りました。この間、日本テレビ社長賞やTBSテレビ社長賞などを、数え切れないほど受賞しました。
TBS『どうぶつ奇想天外!』では、第一回放送分の担当ディレクターを担務、最終回の特集コーナー担当に至るまで、長年に渡り世界中の動物を取材してきました。
しかし、2009年に心臓病を患い、全身麻酔による手術をしましたが良好に回復せず、
徹夜作業などが不可能になって以降は自己の体力が許す限り地道にドキュメンタリー映画製作に励む日々を送らせて頂いてお