がとうございます。
上林も八木もアナログカードゲームが大好きで、このプロジェクトはコロナ禍の中(2020年4月ごろ)、二人で何か世の中のためにできないか、話をしている時に生まれたアイディアでした。我々はカードゲームを作ったこともないですし、素人ですが、何度も試行錯誤を重ねて、有識者たちと議論し、戦略と駆け引きのバランスが取れたゲームに仕上がったと思っています。このゲームをきっかけに皆さんに「楽しく」免疫についての理解や知識が深めていただくことができたら、それが我々の一番の喜びです。
ご支援、どうぞよろしくお願いします。
ゲーム概要
コロナウイルス感染が世界中に広がり1年が経ちますが、今でも多くの人々が恐怖や不安な気持ちで生活を送っています。「わからない」からくる「恐れ」や「不安」は、精神的にも私たちの行動に大きな影響を与えています。そこでより多くの人々に免疫と感染症に関する正しい情報を発信するという目的で2020年4月から、上林は日本人対象のボランティア活動“Open the Door”を始めました。幅広い年齢層に届き、興味を持ってもらえるようにマスメディア、オンラインセミナー、ウェブ、SNS、YouTube動画、ミュージックなどを発信しています。そして今回はカードゲームを通して、遊びながら免疫や病原体に興味を持ってもらいたいという想いで『イミューン』を考案/制作しました。
自分の免疫力を使って感染病を治し、病原体を避けながらお出掛けをして生活の質を高めていきます。10種類のヒーロー達(免疫細胞)を使い、9種類の敵(病原体)から身を守り、多くの病原体を治しながら、いち早く生活の質を上げていくゲームです。
プロトタイプ(試作品)のカード 写真
ゲームを通して免疫学に興味を持ってもらえるように楽しく読んで学べるミニ免疫細胞図鑑が付録として付いてきます。ゲームに登場する免疫細胞、病原体、薬、ワクチンなどについて詳しく説明がされています。幅広い年齢層に対応できるように、子供向けと大人向けの文章のふた通りで書かれています。
ミニ免疫細胞図鑑の例
ゲームルール詳細
世の中には病原体が満ち溢れています。でも大丈夫あなたには免疫という強い味方がいます。 病原体カードを受け取っても、免疫カードの下に置 くことで健康な生活を続けられます。 病気になると生活の質(Quality of Life=QOL) が下がり、QOL トークンを支払わないといけないです。 感染リスクはありますが、楽しい場所にお出掛けすると生活の質が上がり、QOL トークンを得ることができます。だれが一番充実した人生を送ることができるでしょうか? ※人に病気を移して自分が治るというのは迷信です。 ですが、ゲームと割り切って楽しんで下さい。
ゲームの目的
通常モードでターン開始時に手持ちの病原体カードをすべて免疫もしくはワクチンカードの下に置いている時に下のいずれかの条件を満たしていればあなたの勝利です!
・QOL トークンが15枚以上である。
・下に病原体カードが置かれた、獲得免疫カード もしくはワクチンカードが5枚以上である。
山札が切れた時以下のように順位を決めます。
・一番 QOL が多いプレイヤーの勝利です。同点であれば、免疫カードの下におかれた病原体カードが多いほうが順位が上です。
ゲームの準備
・適当な方法で一番最初にプレイする人を決めてください。テーブルを囲んだプレイヤーは時計回りに順番にゲームをプレイします。
・病原体カードをよく切って山札を作ります。