田舎町で基地づくり!町の新しいカタチを目指して。ワークキャンプビレッジ in福島

田舎町で基地づくり!町の新しいカタチを目指して。ワークキャンプビレッジ in福島
東京から車で2時間半の福島の田舎、いわき市田人町(たびとまち)。都市部や海外から来た人たちが一緒に滞在できる基地=ワークキャンプビレッジを作ります。そして、基地から飛び出し『地域のお手伝い』へ!地域の人とともに畑しごとや山しごと、里山の暮らし体験をする中で、田人町があなたの第2のふるさとに!

ごあいさつ

こんにちは。下條真輝(通称:しもさん)と下條由美子(通称:ゆみちゃん)と申します。関東で出会い結婚した私たちは、しもさんが地域おこし協力隊として働き始めるのをきっかけに、福島県いわき市田人町に移住してきました。

豊かな自然環境はもちろん、外から来た私たちを温かく迎え入れてくれる風土がこの町にあります。以前住んでいた東京よりも人を見かけることは少なくなったけれど、人とのつながりの中で暮らしていることを日々感じています。

町の外から来た私たち。以前から町の中で住んでいる人々に支えられ、これからもこの町で暮らしていくことを決めました。

町の〈外の人〉でもあった私たちが町の〈中の人〉になった今、大好きなこの町を未来につなげていくため、世界中から私たちの仲間を増やし「地域の〈中の人〉と〈外の人〉とで一緒に作る町にしたい」と思っています。

少しばかり、私たちの話にお付き合いください。

しもさんと、ゆみちゃん。

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昔ながらの里山の風景が残る田人町。

春は新緑が眩しい天気の中、山菜を採りに出かけ、

夏は汗をかきながら育てた野菜を近所におすそ分け。

秋は色鮮やかな紅葉の中、栗拾いと柿を吊るし、

冬は薪で暖を取りながら、ゆっくり春を待つ。

町の人々は、自然の恩恵を大切にしながら伝統的な農村の暮らしを営んでいます。

少子高齢化の時代の中、田人町の風景と暮らしを築き守ってきた年代の高齢化が進んでいます。

「なかなか体が思い通りに動かなくなってきてねぇ」

「今年で田んぼも畑も終わりにするんだぁ」

「こんにゃくづくりの跡継ぎがいないねぇ」

町の人たちだけでは、この里山の風景と暮らしを維持することが難しい現状があります。

農作業をちょこっと体験したい人、

キャンプやアウトドアが好きな人、

都会の喧騒から自然の中で癒されたい人、

丁寧な里山の暮らしに興味がある人、

子どもを自然の中で思いっきり遊ばせたい人、

そんな ”外” の人の手も借りながら、

田人町の里山の風景と暮らしをこれからの未来にも残していきたいのです!

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地域住民が里山の風景や暮らしを守るためにする山や畑での大変な作業も、都市部や海外からの若い人にとっては新鮮で楽しい”イベント”になるかもしれない!!

山しごとだって、畑しごとだって、草刈りだって、みんなでやれば楽しいに違いない!!!

初めての機械で畑を耕してみたり

自分の手で山に道を作ってみたり

昔ながらのおいしい料理を教えてもらったり
あなたにとっての『楽しいこと』が『地域のお手伝い』になっていたらいいですよね。

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福島県いわき市出身。美術大学進学を機に上京。グラフィックデザインを学ぶ。

 大学卒業後に、国際ボランティアとしてフィンランド・バングラデシュ・タイで長期滞在。そこで経験したワークキャンプを地元福島の地でもやりたいと思い、帰国。自らを海外へ派遣してくれたNPO(特定非営利活動法人NICE)で修行の日々。主に、国内の地方に一か月以上長期滞在する外国人の受入を担当。15都道府県27地域でボランティアの受入・コーディネートなどをし、ノウハウを約4年間学ぶ。

 2020年5月、満を持していわき市にUターン。現在はNPOを退職し、夫婦で「田人ワークキャンプ・ビレッジ」の開村準備中。

※特定非営利活動法人NICE = 「ワークキャンプ」という国際ボランティアを主催する国内最大級の