昭和7年創業の元銭湯「大學湯」 を再生して次の時代へ!銭湯跡活用PROJECT

昭和7年創業の元銭湯「大學湯」 を再生して次の時代へ!銭湯跡活用PROJECT
「大學湯」は、1932年から2012年の80年間にわたり地域に愛された公衆浴場です。廃業後も建物の存続を願う声を多くお寄せ頂き、個性的な空間として様々な利用をして頂いておりましたが、建物の老朽が深刻化して継続していけるかどうかの岐路に立たされています。どうぞ改修費用のご支援をよろしくお願い致します!

らはもちろんですが、アートを鑑賞に来場されたお客様からも、是非こういう形で銭湯跡を残してほしいというご意見を多数いただけたということです。

そのほかにも、例えば、次のような様々な用途が考えられるでしょう。

銭湯建築の音響効果を活かした、音楽会、講演会、落語寄席、映画上映会

脱衣場でのヨガ教室、ダンスレッスン、整体施術、絵画教室、学習塾、お茶席、和装着物着付け販売イベント

その他全体で、貸しオフィス・会議室、イベント併設カフェ、フリーマーケット、広い湯殿での酒類(ジン)醸造、湯船利用の釣り堀(「孤独のグルメ」シーズン6、エピソード9で紹介され、実例あり)、湯殿の鏡を利用したコスメ教室(同じく「孤独のグルメ」シーズン6、エピソード9で紹介)

などなど。

このように利用可能性を秘めた空間なので、使う人の創意で用途が広がり、より新しい形がどんどん生まれていきます。それがやがて大きな波紋となり、利活用する人々と共に「大學湯」も社会的意義のある場として必ずや甦ると信じています。

箱崎地域は、街とともにあった九州大学の移転に伴い、大きな転換期を迎えるとともに一時期の活気が失われていますが、そんな街を活気づけようと若い世代や地域の方々が奮闘されています。大學湯が再生すれば、再び人々の交流や憩いの場ともなり、人の流れができ、少しでも地域活性化の一助となるではないかと考えています。

(1985年に配布された九大学生新聞、大學湯見つけてみてください。)

リターンのご紹介

「大學湯」のオリジナルグッズやアーティスト銀ソーダ制作のの大學湯アートブック・オリジナルグッズ・シリアルナンバー入りの限定作品等をご準備しています。また、箱崎地域の活性のために活動されている斎藤昌平氏(株式会社SAITO)も運営に参加されている「ハコザキマルシェ(JR箱崎駅前広場にて定期開催のマルシェイベント)」で使える商品券、箱崎にオフィスを構える気鋭のデザイン事務所テツシンデザイン先崎哲進氏による大學湯Tシャツ、フォトグラファー佐藤俊介氏による大學湯で撮影会など、箱崎の人や場を感じることのできるリターンもありますのでお楽しみに。
※大學湯アートブック:自費出版

また、アーティスト 銀ソーダの作品が山梨県のワイナリー・ドメーヌ ヒデのワインラベルに採用されました。ドメーヌ ヒデ アートラベル ワインは、共同起案者としてリターンにご協力いただいています渋谷英雄さんが「日本の美と味をお届けする」をコンセプトに2019年にスタートしました。採用となった作品のアーティストには、その活動をワインを通じサポートしていく企画でもあります。581本限定数の「Art Label 2018」を大學湯のリターン品の一部としてご協力頂いております。2021年内に大學湯にて銀ソーダ作品展とともにワインイベントも開催予定です。

ワイン×アートでアーティスト支援活動をされている渋谷英雄さん(左)<リターンに協力していただいたプロジェクトメンバー>
・ハコザキマルシェwith箱崎商店連合会、ハコと場をつくる株式会社SAITO
・先崎哲進(株式会社テツシンデザイン)
・佐藤俊介(フォトグラファー)
・渋谷英雄(ドメーヌ ヒデ、通信販売酒類小売業免許「杉法56」管理責任者「渋谷英雄」)
・銀ソーダ(アーティスト)

最後に

今から50年前、私がまだ高校生の頃のことです。生まれ故郷である箱崎に帰郷したときの安らぎのひと時、音響効果を高める、惚れ惚れするような「大學湯」の高い湯殿天井の下でギターを手にジョン・デ