【#LIFEを立て直す】財政難 創立35年のNGOが閉鎖の危機

【#LIFEを立て直す】財政難 創立35年のNGOが閉鎖の危機
LIFEも新型コロナの影響を受けています。スタディツアーの開催もイベントの主催・出展もできません。2020年度(昨年度)の決算では、約300万円の赤字。2021年度(今年度)も200万円の赤字の見込みです。このままでは2年後には預金が底をつき閉鎖となってしまいます。#LIFEを立て直す

はじめに

こんにちは、米山敏裕(よねやまとしひろ・通称よねさん)です。国際協力NGO地球の友と歩む会(LIFE)の事務局長をしています。

当会、特定非営利活動法人地球の友と歩む会(以下LIFE)は1986年に創設されたNGOです。『水・緑・人』にフォーカスをあててインド、インドネシア農村部で農村の生活を豊かにするためにさまざまな課題に取り組んできた団体です。1990年からはインド、中西部にあるマハラシュトラ州農村部で清潔な飲料水を供給するために井戸建設をおこなってきました。この建設作業には日本人がボランティアでワークキャンパーとして参加、30基の井戸を完成させることができました。また、1992年からはインドネシア東部にあるスンバ島では過去に伐採されて失われた森林を回復させるために植林ワークキャンプをおこない日本人と現地人たちの手によってこれまでに20万本の苗木が植林されました。現在もマングローブの種を育て苗木を植林しています。

同時期にはインド、インドネシア農村部や都市部でスタディツアーも開催され現地の人たちが直面している課題について学ぶ機会をもち、これまでにワークキャンプ、スタディツアーには1500名にも及ぶ日本人が参加してきました。参加者の中からは国際協力の現場で働く人たちを輩出してきました。また、LIFEのインターンやボランティアとして長期にわたってLIFEの運営活動に携わり、支援者、協力者になっていることは大きな財産といえます。

NGOは海外での課題解決に向けて働くだけではなく日本国内においても多くの社会課題に気づき、解決に向けて働くことです。海外での課題は私たち日本人にとっても無関係ではありません。LIFEはこれまでインド、インドネシアでおこなってきた支援活動を今後も継続的におこなっていくことによって現地からの課題を発信し、それを受け止めていく環境をつくっていきたいと思います。

未曾有な新型コロナウイルス感染症の拡大によってインド、インドネシアそして日本においても危機的な状況に直面して将来的な展望が今もって見出せない状況です。LIFEの海外での支援活動も影響を受け、渡航もできず計画が中断しています。

《実績》
植林した樹木:60万本以上
有機農業研修に参加した人:1万人以上
縫製技能を身に着け手に職を得た女性:700人以上
スタディツアー参加者:1500人

解決したい課題

でも、私たちが支援を行ったのはまだほんの一部です。
インドもインドネシアも町から離れた農村部は困窮する人たちがたくさんいます。
私たちがやらなくてはならないことはまだまだ山積みです。

しかし、1年前からのコロナ禍でLIFEも影響を受けています。
スタディツアーは開催できず、イベントの主催や出展もできません。
今はLIFEを存続させるために貯金を切り崩しています。

2020年度(昨年度)の決算では、約300万円の赤字でした。
2021年度(今年度)は、200万円の赤字になる見込みです。
このままでは2年後には預金が底をつきLIFEは解散しなくてはなりません。
このプロジェクトで実現したいこと

LIFEを継続するために運営費が必要です。
月6万円の家賃と光熱費、スタッフ3名の人件費を集めます。
コロナ禍を乗り越え、再びインドとインドネシアの支援をしたいです。

応援メッセージ

鵜尾雅隆さん(認定NPO法人 日本ファンドレイジング協会代表理事)
地球の友と歩む会(LIFE)は、私にとっても学生時代から20代、本当にお世話になったNPOです。私に