はじめまして!設計事務所を運営している冨田享祐・冨田倫世です。私たちは設計業務の他、休日に「自然の力を生かし、冬暖かく・夏涼しく暮らすコツ」を伝えるワークショップを主催しています。これまで10回ほど開催してきましたが、今後もこの活動を継続するためにクラウドファンディングに挑戦することにしました。
ワークショップでは独自の工作キットを使って「つくって・ためして・はっけん」というスタイルで進めています。ちょっと理屈っぽくて難しそうな事でも、体験すると感覚としてスッと入ってくる。これを大切にしています。
・家の中の「暑さ」「寒さ」の原因 & 解決の方法を知る
「暑さ・寒さ」は目に見えないので、意識がむきにくいものです。「なぜ暑いの?なぜ寒いの?」「どうやったらなくなるの?」を小さなころから遊び感覚で身につけてもらえたら嬉しいなと思っています。
・自然がもつ力を知り、うまく使う「コツ」を知る
太陽は明るさをもたらしてくれるだけでなく熱を運んでくれます。つまり、自然の暖房器具。年中動いてしまう暖房器具をどう活用していくか?自然の特性を知って「うまく使う」工夫が、自然にもっと親しみをもち、生かし、暮らしを豊かにしてくれるんです。
・「学校の授業」と「家づくり」がリンク。自由研究や発表にも。
実はワークショップではみなさんが学校で学ぶ理科・物理に関することも含まれています。太陽の方位や熱の伝わり方、空気の動きなどなど。工作・実験を楽しみながら、それらと家づくりや暮らしがどうリンクするかを伝えられたら良いなと思っています。
子どもの成長にとって、学校の先生以外の大人から学ぶ機会はとても大切だと思っています。関わった大人との小さな機会が、その子の生活や人生に影響を与えるかもしれない。小さな出来事をきっかけに、子どもたちが「自然の力」や「暖かく・涼しく暮らす」事に興味を持ってもらえたら、その子や家族の暮らしはより豊かなものになるかもしれないと思い、自分が経験で得た事を共有したいと思っています。
子ども達の感性はとても豊かで、工作の最中に思わぬ発想で大人を驚かせてくれます。また、ワークショップでは「暑さ・寒さ」を自然の力を生かして解決するコツを伝えているので、光熱費やCo2を減らす事、身体に負担の少ない暮らしへの気づきなど、大人が共感できるものもあるかと思います。ぜひ一緒に手を動かし、会話をしながら、子どもと共に楽しんでもらいたいと思っています。
このワークショップは、工作キットなしでは始まらないのですが、現在全ての工程が手作業です。1セットあたり約2.5時間かけて事前にカッターでパーツを切り出し、参加者にお渡ししています。これでは多くの方に届けるのが難しい状況のため、型枠をつくって量産できる体制を整えたいと思っています。
[目標額]
50万円
[内訳]
・キット型枠制作費:約40万円(※1)
・型枠制作に向けた試作品材料費:約2万円
・機材購入費 :約1万円(※2)
・クラウドファンディング手数料: 約7万円
(※1)発注先 福永紙工さま
(※2)キットで使う部材の中には、60度・30度カットを施す部品があります。これらは機械でも難しいため、引き続き私たちで手作業で切り出しをします。このカットができる製品を購入・カスタマイズして使います。
また、50万円以上ご支援頂けた場合は、開催会場レンタル代・備品購入などワークショップ運営費として大切に使わせて頂きます。
[クラウドファンディング期間]
・2021年5月1日(土)〜5月30日(日)