《自己紹介》
こんにちは。今回、宮城県涌谷町で、県内初のデントコーン迷路を企画した齋藤常浩と申します。
私は現在、この日本で初めて金を産出した涌谷町の、箟岳山を抱く雄大な自然の中で、涌谷町産ブランド米「金のいぶき」や「ひとめぼれ」などの稲作やデントコーン(飼料用とうもろこし)などの飼料作物栽培を中心とした農業と60頭の乳牛を飼育する酪農を、両親と妻、3人の子どもたちとともに営んでいます。
今回、我が家の乳牛たちのために栽培している「デントコーン」を活用し、子どもたちにとって夏の最高の思い出づくりの場を整備しようと決意し、仲間たちとともに、このプロジェクト「真夏のとうもろこし巨大迷路ゴールドデント777」を企画しました。
《新型コロナウイルス感染症によって奪われた子どもたちの思い出》
昨年から全世界を震撼させている新型コロナウイルス感染症。その脅威は、涌谷町においても同様です。2020年の春の桜まつりを皮切りに、子どもたちが楽しみにしている夏まつりや産業祭が中止となり、2021年も涌谷町の最盛期となる桜まつりの中止が決定されました。
私の子どもたちも、楽しみにしていたさまざまなイベントが中止になったことを知ると、とてもさみしそうな表情をしています。
このことは涌谷町だけに限ったことではなく、全国各地で同様だと思います。
多感な時期の子どもたちにとって、表に出て遊ぶことが制限される自粛生活は、計り知れない影響を与えていることと思います。
《三密を避け、ソーシャルディスタンスを保ちながら思い切り遊べる環境》
そういった世界に毎日悶々としていたところ、思いついたのが、「デントコーン」を活用した遊び場「デントコーン迷路」です。宮城県ではこれまで実施されたことはありませんが、お隣の山形県では数年前から自然を満喫しながらの夏の思い出作りの場として企画されています。
人の背丈よりはるかに大きく成長し、畑いっぱいに栽培される「デントコーン」を活用して、網目のように通路を作っていくことで出来上がるのが、「デントコーン迷路」です。
ちなみに、「デントコーン」とは、とうもろこしの一種で、人間の食用ではなく、乳牛などを飼育する際に用いられる飼料用作物です。食用のとうもろこしに比べて草丈が高く、2メートルから3メートルほどに成長します。
なぜ「デントコーン迷路」か。
それは、私が営む農業と酪農の一環として栽培している作物でもあることから、ライフワークの延長として取り組むことができ、さらに、コロナ禍において避けなければいけない「三密」を回避するとともに、自然のど真ん中が舞台となることでソーシャルディスタンスも十分に確保できます。
まさに、コロナ禍における最高の遊びの場・思い出作りの場といっても過言ではありません。
《今年の夏の思い出づくりを涌谷町で!》
今回のクラウドファンディングでは、私たちが企画した「真夏のとうもろこし巨大迷路 ゴールドデント777」の運営費の一部に使用させていただきます。
このプロジェクトによって、涌谷町内だけではなく、宮城県内の多くの子どもたちや家族の思い出づくりの場の整備に役立たせていただくとともに、多くの方々に涌谷町へ訪れていただくことで、コロナ禍の影響で落ち込んでいる涌谷町の観光産業や地域経済の回復につながるのではとも期待しています。
デントコーン迷路を整備する予定の場所は、涌谷町にある日帰り入浴温泉施設「わくや天平の湯」に近く、国道346号線沿いにあり、利便性・アクセスに恵まれたほ場を予定しています。
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