京町屋存続危機 町屋再生旅館を次の時代に残したい

京町屋存続危機 町屋再生旅館を次の時代に残したい
昨今の開発で京町家の多くは取り壊され今ではその数も少なくなりました。私たちはそんな町屋の1つを再生し、一棟貸旅館として提供してまいりましたがコロナの影響でその存続も危機的状況です。築110年の京町屋の維持には多大な費用が必要です。後世に歴史を伝えるためにもどうか皆様のお力を貸してください。

ご挨拶

数あるプロジェクトの中からご覧いただきありがとうございます。
京都市下京区、京都駅から徒歩10分ほどの歴史遺産美観地区にある「京町家お宿 花」を運営しております長谷川善弘と申します。京町家が置かれている現状などからお話させていただきたいと思いますので長文にはなりますがお付き合いいただければ幸いです。

お手伝いいただきたいこと

当館はもともと誰も住んでおらず放置されていた二階建京町家を改築し、一棟貸旅館として運営しております。
現在、宿泊業の例に漏れずコロナ禍により存続が危ぶまれる状況です。
また、築110年ということもあり町屋の維持・管理にも多額の費用が必要になります。

京町家は街の近代化により年々その姿を消しており、次の時代に残すという意味でも私たちは当館を存続させたいと考えております。
今ある遺産を後世に残すお手伝いを一緒にしていただけませんか?
お宿のご紹介

京町家お宿 花は歴史遺産美観地区内にあり、京都の歴史と文化が息づく地域です。
京都駅へも徒歩圏内ですので大阪・滋賀・奈良へのアクセスもよく少し足をのばしていただければ各地の史跡・名所に出会えます。
また、近くには「旬」の京都を楽しめるお食事処や老舗が数多くあります。
本当の意味での京都の“暮らし”を体感していただけます。

家具・照明・調度品は京町屋と共に過ごしてきた時間の物をセレクトしています。時の流れを肌で感じお楽しみいただけると思います。

当館は一棟を一グループ様のみでご利用いただけますのでプライバシー保護はもちろん、チェックイン・アウトを含め誰とも会うことなくお過ごしいただけるので新型コロナウイルスの観点からもご安心いただけると思います。
京都の町屋、存続危機

観光都市である古都京都、その観光客を受け入れるためホテルや観光施設の乱立に伴い、伝統的な町屋が多く取り壊されています。コロナ禍で観光客が激減しホテルの乱立も一旦はとどまりましたが、取り壊された町屋は戻ってきません。観光都市としての繁栄のため都市環境が変貌せざるを得ないことは理解できますが、京都の歴史や伝統を伝承する上で町屋は非常に重要な遺産であり、これ以上失うわけにはいきません。私たちは町屋の継承と観光都市としての役割、その両方を共存させるため町屋の形を残しながら宿泊施設として利用していただけるよう町屋一棟貸という形で存続させる方法を取りました。

資金の使い道

・町屋の維持・修繕(優先度が高いところから順に)

・旅行代理店・雑誌広告出稿(Go To トラベル再開時〜)

・宿泊以外の町屋有効活用(撮影場所としてのレンタルなど検討、2021/4〜)

・上記に伴うホームページリニューアル(2021/4〜)

・CAMPFIRE手数料
リターン

一棟貸の本格京町家に特別価格でお泊り頂けるプランをご提供致します。
(宿泊人数によってリターンの区分をさせていただいております。)

最後に

新型コロナウイルスに罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げるとともに1日でも早い回復をお祈りいたします。

コロナ禍で観光業、宿泊業だけでなく多くの業種の方がかつてない危機に直面していると思います。
そんな中でも諦めて投げ出さず、今できることをひたむきに続けていけばいつか報われることを信じて腐らずに支え合っていきたいと考えています。

今は支援をしていただく側ですが、しかるべき時には進んで支援する側になれるよう精進して参ります。

数少ない京町家という遺産を後世に残すご助力を是非、お願い致します。

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