地域にある各種24団体で地域づくり協議会「秋津野塾」を設立し、幅広い地域合意と地域づくりの加速化をはかり、今日に至っています。
平成11年は農産物直売所を、平成19年には都市農村交流施設をコミュニティビジネスで立ち上げ、地域活性化に大きな役割を果たしてきました。さらに地域づくりを行う人材を育成するため、和歌山大学と連携をし、平成20年から秋津野ガルテンや地域フィールドを活用し「地域づくり学校」の運営も行っています。 しかしながらコミュニティービジネスでは黒字を出し運営を続けるのは大変な努力が必要であります。そして地域づくりに携わる人材育成には時間も費用もかかりますが、地域にとっては絶対必要です。
今回のプロジェクトの窓口になっている「一般社団法人ふるさと未来への挑戦」は、地域づくりのノウハウの伝承や地域づくり関連組織とのネットワークの維持を行うのと同時に、地域づくりを行ってる人や法人等への支援を目的に平成24年に設立されました。
今後とも、人材育成や地域づくりに、いたずらに行政の補助金を当てにするのではなく、持続可能な支援体制を地域で整えていく必要性があります。今回、地域資源である「水」を利用した発電で得た収益で人材や地域づくりへの支援を行い、持続可能な地域づくりができる体制を整えていきたいと考えています。
これまでの活動
平成11年には、地域づくりの大きな転換期を迎えました。 これまでのボランティア型、地域行事・イベント型からの地域づくりでは長続きしないと考え、地域を徹底調査をし地域課題をあぶり出し、課題解決のためにコミュニティビジネスで農産物直売所を開設し、売り場面積20坪の小さな直売所でありながら20年以上経営が持続されています。
平成20年には新たに地域の活性化を進めるために、こちらもコミュニティビジネスで会社を立ち上げ、廃校舎をリノベーションし農家レストランや宿泊施設などの運営を行っています。農村におけるコミュニティービジネスはこの地域では希少な働き先であることと同時に、女性が地域づくりに仕事を通じて貢献する場でもあります。
農村と言えば人口減少や廃屋問題、高齢化問題を抱えているイメージが強い中、上秋津地域は昭和の終わりには600軒だった農村でしたが、現在は1250軒にもなっており、田辺市の中でも若い世代が移り住んでくる新しい元気な農村地域になっています。
資金の使い道・実施スケジュール
この発電事業に関する工事は土木、機械、電気工事からなり、2021年3月に着手し、4月末に完了の予定です。
総事業費は約2千万円。そのうちの約75%分を銀行から融資を受け、残りは自己資金で賄う予定となっています。
リターンのご紹介
◆3,000円
一年中ミカンの実る里『秋津野』の風景写真等をひとつひとつ手作業で加工しました。
〈オリジナルポストカードセット〉&〈感謝のメール〉
◆10,000円
〈俺ん家ジュース 500ml×2本セット〉&〈感謝のメール〉
参画組織の一つ「株式会社きてら」運営の「秋津野直売所きてら」横のジュース工場で、
地元農家さん達の美味しいミカンをまる搾りした無添加100%フレッシュジュース!
地元の農家レストランでも使用されている人気のジュースです。
◆10,000円 農家レストラン「みかん畑」のランチバイキングをご利用いただける
〈ペアお食事券〉&〈感謝のメール〉
田辺市上秋津にある、旧小学校の廃校舎をリノベーションしたグリーンツーリズム施設「秋津野ガルテン」内にある 農家レストラン