の地域のご紹介
上秋津地区のある田辺市は、南紀白浜の隣に位置し、和歌山県南部の政治・経済の中心地でもあり交通の要でもあります。平成16年のユネスコの世界遺産に登録された世界遺産 熊野・熊野古道への入り口の町でもあり、世界中から人が訪れるようになっています。
上秋津地域は田辺市郊外に位置し、中心市街地から車で15分、3方を山に囲まれた中山間地に属する果樹農業が盛んな農村であり、地域づくりの町として全国的にも有名です。
世界農業遺産の里「世界農業遺産 みなべ・たなべの梅システム」の梅産地の中心的役割も果たしており、多くの南高梅が栽培されています。
さらに、完熟ミカンやデコポン、清見オレンジ、バレンシアオレンジといった柑橘・オレンジ類が約80種類以上栽培されており、一年中を何かしらの柑橘が収穫され、地元の直売所にも一年中ミカンが並んでいます。小さな住民出資運営の直売所ですが一年を通してお客さまが訪れています。
食べてよし!泊まってよし!体験してよし!(ランチ盛り付け一例)
平成20年に元小学校の跡地をリノベーションしオープンした、 都市と農村の交流施設「秋津野ガルテン」にある 農家レストラン『農家レストランみかん畑』は、地元の新鮮食材を利用し、農村のお母さんたち(プロの主婦が作る)が手づくりする料理が非常に人気です。気候の良い季節では手入れの行き届いた校庭でのお食事が人気を呼んでいます。
(左:木造校舎、右:農家レストラン、右奥:宿泊棟)
(スイーツづくり体験) 田辺市は世界遺産熊野古道、中辺路、大辺路ルートの分岐点ということで、秋津野ガルテンの宿泊施設も熊野古道への入り口の宿としても人気です。さらに、南紀白浜温泉にも車で20分という立地とあって親子連れのお客さまでも賑わっています。
同施設内にあるカフェ&スイーツ工房 『バレンシア畑』では、地元産柑橘を使用した”ジャムづくり体験”等のスイーツづくり体験も人気のメニューです。 欧米・オセアニアを中心に多くのインバウンドのお客様もこの農村で宿泊をしています。
全国廃校活用の泊まりたい宿 ”No.1
(和室8畳4人部屋) 『農のある宿舎』秋津野ガルテンは、平成30年に掲載された、日経プラス1で「全国廃校活用の泊まりたい宿」”No.1”にも選ばれ、一年中多くの方々が宿泊されています。
さらには、世界遺産熊野古道への入り口の宿として、国内のお客さまをはじめ、欧米・オセアニア型を中心に多くのインバウンドのお客様も農村にある廃校活用の宿秋津野ガルテンで宿泊し熊野古道を目指しています。
四季折々、見どころたっぷりの農村
上秋津は、梅の花、ミカンの花があちらこちらに咲き、四季折々の農村景観が楽しめます。上秋津は農村を迷うことなく周遊できるコースなどの設定が行われており、地区内には吉野熊野国立公園に属してる「奇絶峡」や「龍神山」、「高尾山」、「三星山」などもありハイカーなどもよく訪れています。
一年を通して農業を感じられ、そして楽しめる里でもあります。
観梅ウォーク完熟ミカン
プロジェクトを立ち上げた背景
田辺市上秋津地区は、昭和30年代から住民主体で行政に依存するのではなく自発的な地域づくりを続けてきました。昭和の大合併時に地域にある里山や人工林を管理・運営する社団法人上秋津愛郷会を設立。運営で得られた利益は「住民福祉、教育、地山緑化(環境保全)」だけに使える地域合意を得て60年以上も社団法人は住民の参加で運営は続けられています。
平成6年には