初めまして。石田ニコルです。
この度、海好きな私の長年の夢であった「サンゴに優しい日焼け止め」の販売プロジェクトを実施することになりました。
今回、プロジェクト実施に至った経緯や、私の海に対する想い、皆様に知っていただきたい海の現状について、このプロジェクトを通じてお届けできればと思います。
プロジェクト実施に至った経緯
元々海が苦手だった私が海の魅力に気づいたのは、7年程前の撮影でハワイに行った時のこと。
足元が見えない海中に入ることが怖くて躊躇っていたのですが、いざ入ってみるととても穏やかで怖さは一切なく、その時から海は大好きな場所へと変わっていきました。ダイビングの資格を取得してからは、どんどん海の魅力に引き込まれていき、今の私にとって海は「人生において欠かせない場所」となっています。
初めてのダイビングで印象に残ったのは、海中でしか見られない美しい景色。
固有種の魚たちや変形した洞窟、そしてカラフルなサンゴ礁たち。
私はこの景色をずっと見ていきたいと思いました。
そんな大好きな海のことを知るうちに見えてきたのは、海の環境問題。
その中でもサンゴ が減少・白化している実態をダイビングを通して目の当たりにしてきました。
今、私にできることは少しでも多くの皆様にこの現状を伝え、海の環境問題について一緒に考えるきっかけを与えることだと思い、今回このプロジェクトを発足させました。
サンゴは日本の海にも多く生息しており、その美しい見た目以上に海洋環境になくてはならない重要な役割を担っています。例えば小さな生物が、大きな生物から逃げるための隠れ家の役割をもっていたり、エサを提供していたり、海水のCO2濃度調整のバランスを保っているのもサンゴのおかげと言われています。 そんなサンゴが、現在深刻な問題に直面しています。
具体的には海水温の上昇から来るサンゴの白化や、海洋の酸性化による石灰化機能の低下などが挙げられますが、多くの日焼け止めに含まれる、紫外線カット成分のオキシベンゾンとオクチノキサートもサンゴの白化に影響している可能性があると言われており、ハワイでは2021年1月からサンスクリーン法が施行されています。
海に入る際の必需品となる日焼け止めの成分に気をつけることが、サンゴを守る、海を守る第一歩になると考えました。
寄付先:NPO法人美ら海振興会
商品は5月中旬から発送予定です。詳しくはリターンページをご覧ください。
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