はじめに・ご挨拶
はじめまして広島呉市にある猫カフェにゃんにゃんヒュッテの店長です。
にゃんにゃんは呉唯一の猫カフェで現在15匹の猫がいます。長時間利用できるよう30種類以上のドリンクやお食事も用意、時々音楽会や季節の行事を楽しむ催しもやっています。地域の皆さんの猫とのふれあい・猫のある暮らしに貢献できるよう保護猫のお世話・里親探しを行いつつ、憩いの場や癒しの場になるようなお店作りを目指しています。
このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでは、たくさんの保護猫を迎えられるように店舗内の倉庫代わりに使っているスッタフロームを解体・改装し手狭になっている遊び場を広げる計画をたてています。
猫カフェを作ることが実現した今さらに楽しい猫カフェを作るのが夢です。猫と住めるように住まいも提供したいし、猫と老後が過ごせたらいいなとも思うし、夢はつきません。その前に第1弾、今のお店の充実を図りまた雇用も生み出したいなと考えています。現在バイトを1名指導中です。お店が充実すればお客さんも増え保護された猫たちもたくさん移動していきます。まだ30匹ほどの猫しか保護したことありませんがそれぞれ暖かい家族に迎えられました。しかしコロナ禍などにおちいるとそんな流れもストップしてしまいます。しかし「にゃんにゃん」を愛してくれる常連さんはたくさんできました。そんなお客さんがまた新しいお客さんを連れてきてその輪が切れないよう、このコロナ禍だからこそやっておかなくてはならない計画です。
なかなかもらわれなくても「にゃんにゃん」は猫が楽しめるパラダイスにしたいです。おいしいご飯を食べてあったかい布団で寝てお客さんと遊んでまた寝てそんな毎日を過ごしてほしいです。そしていつか一国一城の主となっていけばいいなと思ってます。
私たちの地域のご紹介
広島県呉市は海と山に囲まれた街、近くには海上自衛隊の潜水艦などの博物館・実際動いてる現役潜水艦・護衛艦などが多く停泊している街です。広島からはJ
R呉線で30分、高速バスなども直結しています。「にゃんにゃんヒュッテ」は本通り6丁目、高速バス停まえの古いビル、1Fは「パンドゥドゥ」というパン屋の2Fにあります。階段はパステルの板で補修、子供が「おもちゃの階段」というそんなかわいい階段を上るお店になってます。
プロジェクトを立ち上げた背景
私の住んでるところは猫嫌いの人がたくさんいてペットボトルを並べたり「畑を荒らす」「屋根を歩く」と家に注意をしてくる人がいます。猫は人間によっていろんな制約のある生活をしているのに(他の動物もそうですが)人間のように大きな資材を使って家を建てたりいろんな洋服を着こんだりしなくても生活できるとてもシンプルな生き物なのに、その猫を「野良猫」のひとくくりで捕まえて愛護センターへ連れて行けばいい処分すればいいと考える人たちに疲れ「きっと猫のすばらしさを理解し愛してる人がどこかにいるはずだ」と思い始めたお店です。もちろん猫カフェというお店は広島の街に行けばすでに存在しているのですが「触れ合い」を求めるには猫も冷たく→なんか家の猫と違う、と感じたのも開業理由の一つです。
我が家の猫は他人が気になる!興味がある!とにかく関わりたいと寄っていきます。とは言え子供4人いる50代の母が起業することには家族みんなの反対がありました。しぶしぶ折れて始めさせてもらったお店、令和2年5月コロナ禍の中でしたが「わー!呉にも猫カフェができた」と家族連れ、0才~杖で来店する80代の方様々な年齢のお客様が半年で延べ2000人以上来られました。最初は絶対失敗すると主人の意見もあり建築業を営む現場から売れ残りの建材や前の経営者の残した家具や備品を利用して少ない予算で開店を急ぎました。思ったよりいい感じでできあがりこのまま経営してきましたが築50年の建物なのでガタもきています。壁のクロスはたびたび破られ元からなかった網戸、コロナ禍換気のため作った枠は爪とぎ用に痛めつけられ、隙間はごそごそけずられています。
もとは土足で
入る古いお店を修繕・また修繕で営業していたためかあちこち段差もあります。ベランダ用の扉もさび付いてゆがんでまったく開きません。天井のモルタルも黒ずんでいます。たちまち貼った板が目立ちます。
下 見かけはきれいなんです(笑)家にあった不良在庫の床(建築資材)を張り合わせてます
また日祝は非常に混みます。手狭になってしまう部屋も気になってました。密になってはいけないので入場制限をどうしても行わないといけません。でも猫を見に来てほしい。
「そうだ!奥にある倉庫代わりの部屋=8畳?を使えるようにしよう!」。しかしあの部屋を使うにはかなりの収納スペースもいるのも現状です。猫のエサ・砂・ウエス・タオル・おもちゃなどの雑貨・掃除道具・食材(おもに飲料)などをおさめる工夫がいります。また開かずの勝手口のドア、古い照明や壁紙、汚くなった天井すべての解体も必要です。
これまでの活動
保護した猫がいる猫カフェということでオープンしましたが人というのは不思議なもので=保護猫カフェと思い「猫を保護したので預かってほしい」「どうしたらいいのか」という問い合わせが次々くるようになりました。とにかく一人でお店を切り盛りしてるわけで時間はありません。そこにダンボールをかついで入店する子供まで・・・「ここは猫はあずかっていません」とお断りしていました。
しかし何度も何度も相談にきて来店されたお客様に根負けし受けることに。ついに保護猫カフェに。それがマッキーといなりでした。
捕獲は出来ますか?と尋ねると「やってみる」と。2匹は何度か試して3回目くらいでつかまりました。ダンボールを3重に重ねされにその上をガムテープでグルグル巻きにして血だらけでおばあさんが来たときはびっくりしました。古い空家に住み着いていたらしく汚れていたのですぐシャンプーを。2匹は動かず湯に浸かってるもののその水は血のような色に染まりました。全身ノミ
だらけで毛の中をはい回るノミが次々水に浮かびます。「うわー子猫はこんなにねらわれるんだ」とまたびっくり。しかしその日のうちにゲージを脱走、夜中に洗濯機の下に隠れ牙をむく子猫との戦いが始まりました=寝れん。
さらにはこんな猫も
ダンボールに入れられやってきた「ネロ君」がやってました←名前はお客さんがつけました。
生後1週間で近寄ってきた人間に母が育児を放棄して置いて行った赤ちゃん猫3匹の1匹。会社の事務所で面倒見ていた人がやっぱり無理と依頼しにきました。が私は子猫は初めて。猫用哺乳瓶もなく窮地をききつけたお客さんからスポイトやディスポ、ミルクに哺乳瓶やいただき小さなゲージに彼を入れて面倒見ました。夜は3~4時間おきにミルクをあげ肛門をつついてウンチを出させ、昼間主人が夜は私が見る。大変な時期ボランティアをかって出たお客さんに急変した子猫を預け病院に付き添ってもらったことも。急きょお店を突然閉めて様子を見なくてはいけない時も。命より大切なものはありません。
しかし手を尽くしても2匹は低栄養・循環不全で亡くなりました。ボランティアについた方もショックでそれ以来店には来られません。そのとき24時間みてあげれるくらいの助けがいることを痛感しました。
それ以来サポーターの募集を続けています。SNSのおかげで声をかけてくださる方が少しづつですが増えています。
そしてこんな猫もいました
さい銭箱の前に鎮座する猫 「くーちゃん」
彼は子猫の時道路の真ん中でじっとしているのを私の娘がみつけました。
見つけた時体重0.8㎏、左目結膜炎・顎骨折の跡(完治後癒着)頭頂骨はドブに落ちて腫大してましたがそれは落ち着き左目だけ白濁がまし角膜浮腫が続いてました。水が溜まって腫大、痛みは麻痺してるのかなくただ混濁がひどくなるばかりでした。右目の2倍になって破裂しそうなため手術が必要なことをSNSで流すと来客して支援してくださる方が増え88000円もの費用が寄付で集まりました。
「わたしにできるこ
とはこのくらいだから」と70代のおばあさん
優しい励ましの言葉や子供たちのお財布からの寄付、イズミや百貨店の商品券、いろんなかたちで支援してくださいました。
機械式駐車場でずぶぬれでレスキュされた子・片足のない子・ほかの猫にどうしても襲われる弱い子
資金の使い道・実施スケジュール
集めた支援金用途や内訳。
まず店内改装工事
コロナ禍の中しっかりとしたソーシャルディスタンスを保ち滞在時間延長を可能にするため
5つのエリアをもうける
①畳コーナー <ねそべり・くつろぎスペース、肩もみマッサージャーなども用意する
②フローリング <手作りブランコやボールプール
③トイレと水場 <頭数が多いため清潔保持に広めに洗浄スペースをとります
④鉄道ジオラマ <ジオラマの上にもジャングルジム
⑤キャットウォークや回し車<ハンモック・キャットステップ・はしご
解体・残材処分・木材費・収納棚・扉・換気・人件費・水道工事 1,500,000円
保護猫の生活費として 1,000,000円
実施は4月以降 11月の間のどこかする予定です
いろいろかかる診療費
<写真は仮のイメージになります 規模的にはもっと小さめです>
リターンのご紹介
1000円 お礼のメール
2000円 店長制作のCD
3000円 お礼のメール
5000円 お礼のメールとtolotカード(猫写真9枚×2シート)
10,000円 お礼のメールと2時間ペア利用券とピアノリクエスト
15,000円 お礼のメール
20,000円 にゃんにゃんヒュッテ店長と登山
30,000円 土曜4時間貸し切り
40,000円 命名権とアルバム
50,000円 日曜4時間貸し切り
50,000円 お礼のメールと「保護猫」命名権
100,000円 半年フリーパス
200,000円 1年フリーパス
最後に
呉は今、どんどん人や企業がいなくなってさびしい街になりつ
つあります。
しかし他県からやってきた私にはスポーツをとおして(トライアスロン・フルマラソン・トレイルなど)この呉の自然あふれる山や海・島々はとても素晴らしいと感じています。よそにはない魅力が十分あります!その自然を体験してもらうにも他の魅力的な要素がないと宝の持ち腐れです!
猫は愛される生き物です。ほかの犬やら動物すべてです。
かれらとコラボすることで新しいものが作れます。動物を愛する人は優しく、触れることで日々のストレスも取り除かれます。そんな店がたくさん増えれば呉の人達は誰にでも優しい街になると信じています。
店長は7年前にがんを患いました。知的障害者の子を一人にできんとがむしゃらにその子を運動させているうちいつの間にかフルマラソン・トライアスロン・トレイルランニングなどをやるようになり呉のいろんな島や山を走っているうちに呉の魅力にすっかりはまってしまいました。こないだはオンラインのイベントに参加し呉の街を10日間で100K走りました。下の写真は最終日走る前の店長のユニフォームですね。こんな格好で仕事してても猫好きの方はいっこうに気にしません。そんな街の雰囲気も好きです。
ぜひ店長ともどもこの「にゃんにゃんヒュッテ」が続きますよう応援してください!
店長制作CDjazzスタンダードアレンジ集(非売品)
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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