の稲葉浩志さんの出身地としても有名で、おそらく日本で一番「178」のナンバープレートを付けた車を見れる町です。
重要伝統的建造物群保存地区 城東地区町並み(左) 城西地区作州民芸館(右)
なぜ今、ライブカメラなの?
実はライブカメラの設置は2年前くらいからお城で働くスタッフのあいだでは何度か話題にあがっていました。というのも、手入れの甲斐があってか本当に春の「桜」が絶好調なんです。ボリュームたっぷりでふんわりと、いつもより長く咲き誇る。散るときの「桜吹雪」も、思わず「うわ~」って声の出るような。「この景色をタイムリーにお届けするにはどうすればいいの?」を考えだしました。
ところが検討していた矢先の新型コロナウイルス感染症でした。昨年の春は辛うじて開園はしたものの、すべての観光イベントは「中止」となり当然ながら宣伝も自粛。そして今日に至るまで全ての観光イベントを自粛してきました。次の春にはなんとかなるだろうと。しかし、年も変わり、新たな1年を迎えても新型コロナウイルス感染症の状況は悪化の一途です。とても「津山に来てください」とは言えない状況でそれでもこの「絶景」をお伝えするには、ライブカメラの設置が急務です。いえ、コロナ禍だからこその観光ライブカメラです。新しい生活様式が波及していくなか、観光もどんどんオンライン化されていくことでしょう。「スマホで花見」です。
津山城自慢のさくらの絨毯(2020年4月)
綿毛のような桜 桜吹雪に手をかざしてみた
1月 春に向けての桜の手入れ
こんな声も
このプロジェクトを立ち上げた理由がもう1つあります。新型コロナウイルス感染症が拡大し始めた昨年の7月に(公社)津山市観光協会としては初めてのクラウドファンディングを実施いたしました。全国緊急事態宣言の下で、休業に追い込まれている津山の事業者を支援していただくことが目的の事業でした。結果、目標には届かなかったものの100名近くの方々が先行きの見えないなか、ご支援してくださいました。そのご支援者の皆様から、少なからずあったのが「津山の今の様子が見たい」という声でした。「家々の様子まではわからなくても、雰囲気でもわかれば実家の両親と話がし易い。」などなどです。
全国的にそうですが、津山市でも、もう何年も中心市街地ではまとまった積雪はほとんどなかったのに今年はよく雪が降ります。天候状況なども地元に高齢のご家族がいらっしゃればご心配だと思います。そんな故郷の様子もお伝えできるのではないでしょうか。
2020年 12月 久しぶりの雪化粧
資金の使い道・実施スケジュール
ご支援いただいた資金を基に、津山城三の丸の人気の撮影スポットへ第1号ライブカメラを設置します。カメラはクラウド管理の、フルHD、高解像度カメラで360°フレキシブルカメラです。また地域事業者支援コースではリターン品の購入というかたちで地元事業者の支援にも使用されます。第1号カメラ設置は最短で4月の上旬を予定しています。また今回のプロジェクトでは第1号ライブカメラとして設置を目指し、今後は、津山城内への2号、3号、またその他の市内各観光地へと拡大していきたいと考えています。
三の丸からの吉井川方面(左)二の丸からの城東地区方面(右)
本丸北方面 ※秋の大イチョウ
リターンのご紹介(一例)
初となるライブカメラの設置を記念して、クラウドファンディング期間中に迎える令和3年3月3日に発行するシリアルナンバー入りの「限定御城印」をはじめ、「家紋入りオリジナルコースター」や鶴のデザインが映え