の重要性についてあまり理解がされていません。このままでは学校ができても子どもたちは学校に行けず、その負の連鎖が次の世代にまで引き継がれてしまいます。
そこで、私たちは1件1件、各世帯を訪問し、その親世代に子どもたちが学校に行くことの大切さについて対話を重ねるなどをし、村の人々と向き合ってきました。
そして、村の人々の意識が変わってきたことを実感した出来事がありました。
倉庫を改修して作られた手作りの中学校この写真は、小学校卒業後、村に中学校が無いことから次の学びの場を失ってしまった子どもたちのために、村の人々が資材置き場として使われていた小屋の倉庫を改修し、手作りで作った中学校です。
これを見た時、私たちは子どもたちの次のステップとなる中学校をこの村で建設することを決断しました。
RichardもDoooooooo Schoolの卒業生であり、現在中学校に行くことができていない一人です。
彼も学ぶことを続けたいという想いからこの手作りの仮設の中学校で勉強し、いつか中学校が村にできることを待ち望んでいます。
子どもたちの夢の選択肢が増えるような中学校を
新型コロナウィルスによる影響などもあり、当初の予定より工事は長期化してしまいましたが、建設状況としてはいよいよ2021年春に建物の完成の目処がたちつつあります。
昨年冬の校舎屋根建設の様子
しかし、校舎の屋根と壁ができただけでは、子どもたちや村の未来を変えるような学校とはなりません。以下の付属建物・設備の整備や、運営費用の確保のため、みなさまのお力が必要です。
①給食室の建設
小学生に加えて中学生分の給食を安定的に供給するため、中学校と小学校の間に大きな給食室を建設が必要です。
学校の給食は、子どもたちへの栄養供給や食育だけではなく、通学率や進学率の向上、子どもたちの家族の食糧不足問題の改善にも繋がります。
②学校教師の寮の建設
教師が寝泊りできる寮が必要です。
ガーナでは学校が教師の住居から遠いケースも多く、長距離の通学が厳しくなり学校に来なくなってしまうことが残念ながら多くあるため、寮は必須となっています。
③運営費用
公立の学校の教科は英語、算数、歴史、理科と必要最低限のものとなっています。
情報と学べる知識が限られた環境で育つ子どもたちの夢は限定されてしまいます。
私たちは子どもたちにより沢山の夢の選択肢を持ってもらいたい、そんな想いから、学校のカリキュラムを拡充したいと考えています。
例えば、体育。運動場を整備し、子どもたちが楽しんで体を動かすことで身体能力を高めたり、スポーツを通じて協調性を学ぶ機会を与えたい。
美術ではクリエイティブにものをつくり、表現する楽しさを知ってもらいたい。
PCを設け、ICT教育を導入することで、より広い世界を知る術を学んでもらいたい。
そして、この村に存在しなかったような職業に就く子どもたちを増やしていきたいです。
資金の使い道とリターン
ご寄付頂きました資金は、中学校校舎および付属施設の建設費用、運営費用に充てさせていただきます。
【建設費用:2,500万円】
校舎建設費用:1,000万円
給食室建設費用: 400万円
教師寮建設費用: 600万円
必要備品購入費用: 500万円
【リターン】
ご寄付金額ごとにThank you mailのみのプランと、NPO Dooooooooが連携するアパレルブランド、CLOUDY(クラウディ)のアパレルやグッズをリターンとしたプランをご用意しました。
また、10万円以上の