「それは、誰かのためのコンサート」クラシックを演奏する奏者と仕事を共に創造したい


、再現芸術としての魅力は、同じ曲目を演奏しても“奏者の違いや表現”によってオリジナルの魅力を付与できる点、さらに聴く環境、その日のその時の“状況や気持ちで大きく感じ方が変化する”という、柔軟性の高い部分にあります。

奏者の音楽性の根本とも言えるようなお人柄の部分を伝えるということが奏者自身、個性溢れる音楽、そしてリレーコンサートの魅力だと感じており、私たちの活動の大切な理念でもあるように思います。

(リレーコンサートは、2020年9月でちょうど第90回目のリサイタルを開催予定でしたが、延期となりました。改めて月一度の開催へと準備を進めています。)

海外の奏者とツアーコンサートもしました(2019):::::::::::::::::::::::
3.挑戦する「近くの奏者と」「遠くの奏者と」

自粛期間中、これまでの活動を見つめ直し、何を大切にしてコンサートを行ってきたのかの再確認、そして奏者の方々との対話を重ね、この状況下でできる範囲の活動(奏者とのインスタグラムライブ配信、オンラインコンサート試験運用など)を行ってきました。

今、改めてコンサートの意義として、私たちが大切に思うのは、”音楽や奏者は代行可能なものではなく、その人物が演奏する理由が100%であるという魅力”をお伝えしたいということです。

こういったコンサートの魅力を多くの方に感じて頂き易く、試験運用をして意見に触れていく過程で、気持ちはより強くなっていきました。

「これまでと異なる方法で奏者と一緒に創造したい」

「音楽家の方々がより自身の活動を発信できるようにしたい」

「現在往来の難しい海外の奏者とも交流していくことはできないか」

など多くのヒントや気づきを得て、今回新しいプラットフォームとして、ウェブ上で2つの企画を運営したいと思い、クラウドファンディングへの挑戦に至りました。

まず、こちらが本企画のイメージ動画です。

是非ご覧ください。

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4.クラシックを演奏する人と共に創造するプラットフォーム

クラウドファンディングでは、こちらの2つのことに挑戦します。

① ON music projectとして継続してきた奏者の自主性の高いコンサートの「オンライン化/シンプル化」を行い、2つの取り組みを実現させたいと思います。

・シアター:オンラインプログラム

・ギフト:ホールから飛び出した“少人数の対面コンサート”

② 奏者がつくるプログラムなどの情報集約をするホームページを運営し、プロジェクトが有機的に機能している状態をプラットフォームとして捉え、それが叶っている未来を目指しています。

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4-①「シアター」と「ギフト」という2つの取り組みとは?

《 theater/シアター》 奏者と鑑賞者のオンラインプログラム

奏者自身で考えたオリジナルのプログラムやテーマを、鑑賞者に堪能してもらうことで、奏者の素顔が垣間見えるようなオンラインプログラムとして検討しています。

普段、接することの少ない県外や海外の演奏家と接点を持つこともできることが魅力であり、鑑賞者のインターネット環境が整った場所であれば、どこでもお楽しみ頂けます。

ドライブした先の景色が良い場所でちょっと音楽が聴きたいなというときや、ご自身のお気に入りのベランダで寛ぎながら音楽を聴くことができたら、とてもリラックスした有意義な時間になるのではないでしょうか?

現在は訪問することが難しい施