ランティアで協力している人もいれば、何か協力したいけど何をどうしたらいいのかわからない人もいる。その問題を知らない人もいます。
私自身、10代で読んだ本に ‶ 毎月寄付をすると良い ″ と書いていたので、「いつかやろういつか…」と思い…20年近く先延ばしにしていました。
キッカケがない、どこに寄付したらいいのかわからない、今月はまあいっか。
気持ちがない訳ではないけれど、実際のアクションまでには距離がありました。
子どもの病気は1つの縁です。
残念ながら私たちはすべての社会問題に関わる事は出来ないし、支援することも難しいです。
自分の人生の中で出会う出来事や関心事に、今いる場所から無理なくできること、スキ・得意を生かしたことが支援に繋がれば、支援に参加するきっかけが増えると思います。
打ち合わせの様子
私はたまたま何かを企画することが好きでした。
何かと何かを繋げて形になる事にワクワクします。その上で誰かが喜んでくれるならありがたい。
作る事が好きな人、織る事が好きな人、絵を描く事が好きな人。
パイプ役が得意な人、細かな作業が得意な人。何かに詳しい人。
知見はあるよ、場所なら持ってるよ、こんなものあるよ。
ひとりでは出来なくても、それぞれが持つ要素が掛け合わさることで生まれるものがあります。
寄付BARの様子2019年に開催した寄付BAR。
<企画好き × 食事作れる × 場所を持っている × 寄付について語れる × 寄付に興味ある × 寄付はしてないけ面白いこと飲むこと好き>が掛け合わさり面白い時間になりました。
いろんな立場の人が集まり「寄付」について語る体験から、より寄付の可能性を感じ「もっとカジュアルでPOPな寄付のカタチが作れないか」追求したくなりました。
新型コロナで全チャリティーイベントが中止になったことと、この時の思いがブランドへの挑戦につながっています。
キッカケ②:保護犬であり訓練犬でアロエとの出会い
低血糖アラート犬をご存知ですか?
0歳児でも発症する1型糖尿病は、毎日何度もインスリン注射を打ちます。
その副作用として低血糖症状があります。
子どもの場合、急激な血糖値の低下や無自覚低血糖症状で命を落とす危険性もあります。
そんな子どもたちの命を守るために海外では低血糖アラート犬が活躍しています。
3年前のクラウドファンディングで、日本でも養成をスタートしたことを知りました。
(低血糖アラート犬養成プロジェクト)
日本では殺処分から逃れた保護犬がアラート犬デビューに向け、訓練を受けています。
犬の命も子どもの命も守るこのプロジェクトに感動し、チャリティーイベント、チャリティー商品を企画し始めました。
企画・開催したチャリティーコンテンツ
これがご縁で、息子の低血糖時の呼気提供や訓練に参加。
本当に地道に積み重ねていく訓練と、野犬や雑種ならではの傾向や個々の性格も細かく観察し1匹1匹に合わせた試行錯誤の日々があります。本当に愛情深く接しておられます。
その信頼関係もあり、訓練犬たちの仕事をしている姿は、自信いっぱいでかっこよく、愛らしくもあります。
訓練に参加
たくさん遊んで
仲良くなりました
今年9月には我が家に訓練犬1頭がショートステイにやって来ました。
彼女の能力の高さは勿論ですが、何よりただ居るだけ癒される犬の力を感じました。家族の雰囲気も変わり、息子も大きく成長しました。
低血糖アラート犬ホームステイの様子
保護犬から人をサポートするコもいれば、新しい家族を待つコ、病