はじめに
皆様は『東京国際合唱コンクール(Tokyo International Choir Competition: TICC)』をご存じですか?
このコンクールを一言で表すと、2018年7月・東京生まれの新しい国際合唱コンクールです。
単に競い合うだけでなく、国を超え、人種を超え、宗教を超え、人と人が温かく『繋がる』コンクールです。作曲家・指揮者として世界的に活躍している総合音楽監督・松下 耕のプロデュースのもと、国際審査員はヨーロッパ・アメリカ・アジアなど世界各国から、指揮者・作曲家のオールスターを揃えています。また、一部を除く各部門には独自の課題曲が設けられ、これらは全て、日本を代表する作曲家が書き下ろした新作となっています。
胸が熱くなる素晴らしいパフォーマンスを披露して下さった出演団体の皆様や、会場に足を運び、一緒に盛り上げて下さった皆様のご協力のお陰で、2018年に第1回、2019年に第2回を大盛況のうちに閉幕することができました。
しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響で延期せざるを得ず、非常に悔しい思いをしました。
そして今年!ついに、待望の第3回(9月23日~26日)を迎えることができるよう、実行委員会一同、世界が再び『合唱』で『繋がる』瞬間を心待ちにしながら、現在準備を進めています。
新型コロナウイルスの影響で、音楽活動が大きく制限されている中ですが、高次元の音楽芸術である『合唱』が持つ社会への推進力を多くの方々に感じていただき、今後も『平和の祭典』 が継続・発展していくことができるよう、皆様のご賛同とご支援をいただければ幸いです。
実行委員長 ご挨拶
2018年7月、東京・晴海に位置する第一生命ホールを舞台に、盛大に幕を開けた東京国際合唱コンクールが、今、存続の危機を迎えています。
2018年の第1回大会、2019年の第2回大会では、開催3日間で、のべ2000人を越える出演者が世界中から集まり、素晴らしい演奏を披露し合いました。文化、伝統、芸術、歴史、あらゆる分野を包括した演奏を披露しあう姿は、まさに「平和」の祭典そのものでした。国境を越えて、お互いの「違い」を認め合い、尊重し合い、享受し合うことの素晴らしさを実感した2年間でした。
今後の大きな発展を目指していた矢先に、新型コロナウイルスの世界的な流行が起こりました。2020年に予定していた第3回大会は、今年2021年に延期され、招聘が決定していた海外ゲスト、国際審査員、そして予選通過した海外合唱団の来日も、今年も非常に厳しい状況となっています。それに伴う、出演者、出演団体の減少、関連主催公演の中止により、収入が大幅に減少し、財政面で大きな問題を抱えています。残念ながら、新型コロナウイルスの蔓延が終息し、もとの自由な世界が戻ってきたときに再始動するのでは、もう手遅れとなってしまうのが現状です。
どうか、みなさんのお力をお貸しいただきたく、このクラウドファンディングを立ち上げました。
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
東京国際合唱コンクール実行委員長
梶山 絵美
このプロジェクトで実現したいこと
まず第一に、『東京国際合唱コンクール』を皆様に知っていただくとともに、高次元の音楽芸術である『合唱』が持つ社会への推進力を感じていただき、今後も『平和の祭典』を継続・発展させていきたい!という強い思いがあります。
今年9月23日(木祝)~26日(日)には、東京都中央区・第一生命ホールにおいて『第3回東京国際合唱コンクール』を開催する予定