馬毛織の職人と伝統を守るため、高級素材の馬毛100%(ホースヘア)で作られた製品を多くの人に知って頂き、永く愛用して頂きたいと思い、この度、クラウドファンディングに挑戦することにしました!
職人が1つ1つ丁寧に、長い歳月と愛情を込めて作り上げた、馬毛織を楽しんで頂けましたら幸いです。
幕府の天領として栄えた「飛騨高山」
その昔、献上馬の産地として知られた高山では、馬を大切に育て、馬と共に生きることが人々の誇りでした。
それ故に、『馬頭観音』が祭られており、馬は自分たちを守る守護神でもあったのです。
また、昔は、馬毛織の文化として、裏漉し器の網目に使われていました。
幅は直径50cm程度のものとされており、馬の毛を使った道具や職人たちも昔は数多くいましたが、時代とともに減少し、今では消えつつあります…。
「この技を失ってはならない」こうした想いから誕生させたのが「馬毛織(ホースヘア)」なのです。
皆さんは馬製品と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
馬毛ブラシ、ハケ、コードバン(※馬のお尻部分の皮で最高級と評される)の革靴や鞄、財布など、1頭から取れる量が極わずかのため、非常に希少な革素材として、「キングオブレザー」「革のダイヤモンド」と呼ばれており、ご存知の方もいらっしゃると思います。
また、馬がモチーフのロゴやエンブレムで有名なブランドと言えば、
ラルフ・ローレン、バーバリー、エルメス、フェラーリなどでしょうか。
そのため、馬=高級感のイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
馬の尾毛を4本1組として1本に縒った糸のみで織り上げる「馬毛織」。
熟練した職人でも1日わずか30cmほどしか織り上げることのできない希少な織物です。
今回はその「馬毛織」を贅沢に使ったハットとブレスレット、コサージュ、バッチに仕立てました。
つばのアレンジ次第で様々な表情が楽しめるのが特長で、コーディネートすればワンランク上の装いが完成します。
ホースヘアの帽子は、天然の光沢を持った独特の色合いがとても上品なもの。
天然の馬毛(尾の毛)の汚れや傷のあるものを1本ずつ選別し、馬毛を縒り合わせて、黒、茶、白など天然の色をミックスして織り上げます。
無着色のため馬毛本来の気品ある光沢と風合いがあり、天然の弾力に富んでいるため、すべて熟練した職人の手による作業で制作されます。大量生産は難しく、専門店、小売店では購入できません。そのため、今回はどなたでも似合うタイプをご用意させて頂きます。
つばが陽射しを遮りますので、紫外線対策も万全です。
汗をかいても軽くシャンプーとリンスで洗って頂くか、ドライクリーニングがお勧めです。
厳選した天然馬毛を使っておりますので、太陽光が当たると天使の輪が頭頂に美しく輝きます。
制作には一つの帽子になるまで約6カ月を要し、約40頭分の馬毛が必要です。
通気性がよく、夏は涼しく、冬は暖かいのもホースヘアの特長です。
原産国 日本
サイズ 56〜60cmのフリーサイズ (※)びん皮にて調整可能
びん皮とは、帽子背面中央にあるサイズ調整用のひものようなものです。
つば幅 前6cm 後5cm
主素材 馬毛68%綿32%
欧州の貴族階級に愛用される高級素材をお洒落に愉しむ、気品が薫るホースヘアの帽子。
街に出るカジュアルシーンでは、ひ