悠閑タオル:のんびり豊かなおうち時間を過ごすのに最適なタオルを作りました。でも性能は凄いんです。
吸水性は驚くほど高くて毎日使えて、タフで洗濯を繰り返しても風合いが変わらず菌が繁殖しないので安心安全に使えるタオルです。部屋干しでも臭いがしません。まさにニューノーマルのスタンダードタオルです。もちろん日本製。
素材の色も抗菌性能も吸水性もふんわり感も一切妥協せず作り上げました。ぜひ使ってみてください!
ニューノーマルの日本のタオル
高い抗菌性を持つタオルがこれからのスタンダードになると、こころばせは考えました。また普段使いにこそ贅沢を味わいたい方にと、素材や風合い吸水性に洗濯耐久性など考え得る最上の選択をして悠閑タオルは完成しました。以下に特長をまとめました。
1)抗菌活性値5以上の高い抗菌性
2)日本古来の抗菌剤、柿渋染め
3)最新の抗菌薬剤の使用
4)柿渋染め+反応染料で日本の彩りを表現
5)弾力と拭き心地を両立、カリフォルニア産サンホーキンコットン使用
6)天然酵素と石鹸で仕上げることで今治マーク取得の高い吸水性
7)同上の仕上げにより繊維が痛まず、繰り返し洗濯をしても風合い変化が小さい
8)薄すぎず厚すぎず、毎日使うのが快適なタオル
ニューノーマルのスタンダード、こころばせの悠閑タオル。
心が落ち着く日本の伝統色
苅安色、茜色、深川鼠、青鈍、小豆色、江戸紫
苅安色-かりやすいろ –
青味もしくは茶味の黄色。もとはイネ科ススキ属の苅安の茎と葉を用いて灰汁を媒染として染めていた。
茜色-あかねいろ-
古来、茜草の根っこで染めた渋みの濃赤のこと。飛鳥時代は真緋・緋(あけ)、赤色(あかいろ)、平安時代は茜色(あかねいろ)、江戸時代は茜染(あかねぞめ)と呼称。
深川鼠-ふかがわねずみ-
青味の薄鼠色。湊(みなと)鼠は同色。薄い藍染の色味である浅葱(あさぎ)色の色味をさらに抑えてグレイッシュにした色。深川のおしゃれな若衆や渋さを好んだ芸妓が愛用したことが由来。
青鈍-あおにび-
黒味の青色。かつては藍染の後に槲(かしわ)の緑葉を木酢酸鉄の媒染で染め重ねて色が作られた。
小豆色-あずきいろ-
小豆の実の色。栗色にやや紫味を帯びた赤褐色。
江戸紫-えどむらさき-
江戸で染められた紫の意味で、今紫ともいう。青みを帯びた紫。
柿渋+反応染料で日本の彩り
今回作った悠閑タオルでは落ちついた日本の彩りを表現するために、2段階の染色を行っています。
まず、反応染料(綿の染色で使用される一般的な染料)で柿渋の茶系の色目をのぞいた染料配分(レサイプ)で日本の彩りのベースとなる6色に染め分けます。
そして、全色に柿渋染め。柿渋染めの茶系の色目が付加されて、それぞれの色目が少しくすんで落ち着いた色目となりました。
6色のハンドタオル
柿渋の抗菌作用
古くから柿渋には抗菌作用があることが知られています。今回柿渋染めをベースにしたのは、その古(いにしえ)の日本の知恵を活かしたいと考えたからです。
柿渋に含まれるポリフェノールの一種柿タンニンは緑茶や赤ワインの10倍以上の濃度があるといわれて、優れた消臭抗菌作用がありますが、持続性が低いため次章の最新抗菌剤で高い抗菌性を付与することとしました。
渋柿の写真
さらなる抗菌は最新ナノテクで
柿渋による抗菌効果は限定的で持続性がやや低いため、高い抗菌性能と持続性を実現するため最新のナノテクノロジーを使用した抗菌剤を付与しています。
この結果、悠閑タオルの抗菌