MIRUIプロジェクトVOL.22|静岡の伝統工芸品の魅力を若い感性で伝えたい!

MIRUIプロジェクトVOL.22|静岡の伝統工芸品の魅力を若い感性で伝えたい!
「日常に工芸品を」をコンセプトに職人技を若い世代に伝えようと始まった活動です。主な活動は、オンラインストアの運営や工芸品の出品等の仲介業と写真撮影やSNSによる認知度向上等のブランディング業です。静岡にいるからこそできる活動を大学生4人が全力で取り組みます!

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01.はじめに・ご挨拶

画像中央が代表・天坂です。

みなさん、初めまして。

私たちは、匠宅(たくたく)と申します。
普段は大学生として学業に励んでいる傍ら、匠宅で活動しています。

プロジェクトをご覧くださり、ありがとうございます。
02.「匠宅」について

 匠宅(たくたく)は、静岡大学生3名、東海大学生1名で活動しています。メンバー全員が工芸品に興味・関心があり、代表の思いに共感したメンバーが匠宅で活動しています。
 代表・天坂の生まれ育った富山県では、伝統工芸品が有名で近くのイオンモールに工芸品を扱うお店が出店されているなど、工芸品を身近に感じる機会が多くありました。
 大学生になり、静岡県で一人暮らしの生活が始まりました。静岡県は、伝統工芸品の数が多く、静岡駅には「駿府楽市」という静岡の伝統工芸品が展示され、購入も可能なお店があります。静岡に来ても工芸品を身近に感じる機会が多い学生生活を送っているとき、ふと国内の職人さんはどのくらいいるのかと気になりました。インターネットで調べてみると、年々職人さんの数が減少しているという事実を知りました。

 これほどまでに魅力的な工芸品の担い手が減少しているという事実を知ると同時に、工芸品の生産額も年々減少していると知りました。このままでは私たちの生活から「工芸品」を見る機会がますます減少してしまうのは悲しく、なんとしても後世に工芸品のすばらしさ、伝統技術を残したいを思い、「匠宅」を立ち上げました。

 匠宅の主な活動は、静岡に特化した工芸品サイトの運営、工芸品を様々な場面で使ってもらうための企画及び運営、新たな販路の開拓です。

 匠宅は、次のような目的を掲げ、その目的を達成するための活動を行っています。

 【事業目的】 

・静岡の工芸品を全国に広める(認知度の向上、共感者の獲得)

・私たちならではの視点から、多くの人に職人技術の素晴らしさを知ってもらい、後世にその技術を残す

・多くの人に工芸品を購入してもらい、工芸品産業の活性化を図る

 【活動内容】

・匠宅オンラインストアの運営(出品手続き、商品説明文、画像編集、特集作成)

・SNSを利用して、大学生目線で工芸品の魅力、すばらしさを届ける

・静岡県内の工芸品拡大に向けた企画運営(カフェ、美容院での工芸品使用、写真撮影)

・チラシやウェブを活用した広告

・海外発送の手続きの協力
03.この活動を始めたきっかけ

 突然ですが、みなさんは日本国内で働く職人さんはどのくらいいらっしゃると思いますか?
また、その数は年々どのように変化していると思いますか?

                        出典:一般財団法人 伝統的工芸品産業振興会調べ

上のグラフは、「伝統工芸品」の生産者数の変化を表したグラフです。昭和58年を境に、従業者が減少傾向にあります。近年の従業者数は、昭和時代のピーク時と比較すると、約5分の1にまで縮小しています。

【職人技術の継承】

年々職人の数は減っていき、技術の継承が難しくなっています。私たちが訪問を行う中で、「自分の代で仕事を終わりにする」とおっしゃる職人さんや、新型コロナウイルスの影響で仕事を辞められるという方々にもお会いしました。素晴らしい技術が途絶えてしまうことが悔しく、後世にもなんとかこれらの技術を残せないものかと感じ、職人さんを訪問、そしてオ