習い事でも、コワーキングでもない。子どもも大人も使えるFABスペースを下北沢に!

習い事でも、コワーキングでもない。子どもも大人も使えるFABスペースを下北沢に!
機材や工具を備えた「FABスペース」と、仕事や勉強など思い思いの過ごし方ができる「ワークスペース」があって、子どもも大人も学生も、工作や自分の過ごし方をできる場所。教室でもなく習い事でもなく、コワーキングとも少し違う。それが「シモキタFABコーサク室」。下北沢駅徒歩4分のところにプレ・オープン!

はじめに

はじめまして! 

一般社団法人CO-SAKU谷(コーサクダニ、と読みます)の代表、タカハシアキコ、と申します。あっこさん、と呼ばれています。ヤンチャ盛り小学生男子二人のお母さんです。  

私は今、仲間とともに、子どもも大人も使えるまちの工作室「シモキタFABコーサク室」(※)を運営しています。小田急線・京王井の頭線下北沢駅から徒歩4分のところにあり、賑やかな商店街を通ってくるので、子どもだけでも来やすい場所です。2021年4月から準備を始め、6月19日にプレ・オープンしました。

※FAB(ファブ)とは、”Fabrication(作ること)”と”Fabulous(素晴らしい)”の意味が含まれる造語です。インターネットとデジタルファブリケーションの結合によって生まれる、新たなものづくりを指します。

このシモキタFABコーサク室は、使い手ありき。ここを使ってくださる人たちと一緒に考え、少しずつ、機材も工具もサービスも、増やしていきたいのです。準備の段階から、仲間たちや見学にきてくれた人も一緒になって、壁や床のペンキを塗り、テーブルや椅子、照明も製作しました。

私たちのコミュニティの名称「CO-SAKU谷(コーサクダニ)」には、

の3つの意味を込めています。
だから場所の名前も「シモキタFAB工作室」ではなく「シモキタFABコーサク室」です。

プレ・オープンから約1ヶ月、まだあまり知られていないこの場所ですが、少しずつ、いろんなコーサクがスタートしています。中学生がレーザーカッターを使う小学生をサポートしたり、エンジニアのお父さんは、子どもがロボット製作に夢中で自分のそばに来ないことに驚きながら、ワークスペースで「仕事がはかどるー」と大喜び。近所の学生さんが「シモキタの街のイベントやりたいんです」と相談にきたり。「何つくってるの?」「それ、やってみたい!」そんな会話が聞こえてくるようになりました。

プレ・オープンはしたけれど、まだまだ、未完成。このコーサク室を、単なる「FAB機材を使える場所」として完成させるのではなく、いろんな人たちとコーサクしながらつくっていきたいのです。だから、「本オープンはいつですか?」と聞かれると、思わず、「ずっとプレ・オープン、ずっと未完成、かもしれません」とお答えしています。未完成は、楽しいのです。

「コーサク」は、さまざまな「つくりたいっ」に応えられる機材・道具・素材、ものづくりのスキルや経験を、ここコーサク室でいろんな人たちとシェアすることから始まります。だから、一緒にコーサク室を育ててくれる人や、ものづくりが大好きな人に出会いたい。いろんな人たちと経験をシェアできるように「機材や道具」も揃えたい。そう思って、今回、クラウドファンディング に挑戦することにしました。

ごく普通のお母さんが、なぜこんな挑戦を始めたのか。CO-SAKU谷の仲間たちは、どんなコーサク室にしたいのか。このコーサク室を立ち上げるまでのこと、これからのこと、私たちの思いをお伝えします。そして、「自分のまちにも、こんなコーサク室があったらいいな」と思っていただけたなら、一緒につくりましょう! 皆さまの応援を、どうぞよろしくお願いします。

<目次>

・シモキタFABコーサク室とは
・FABコミュニティ「CO-SAKU谷」の仲間たち
・「CO-SAKU谷」のビジョン
・すべては2年前の夏から始まった
・ご支援の使い道
・リターンについて
・シモキタFABコーサク室の今後の予定
・最後に、自己紹介とメッセージ
シモキタ