お洒落なデザインが目を引くこちらのビールは、フィンランドの醸造所、Laitilan(ライティラン)が製造するKUKKO(クッコ)シリーズ。麦芽100%・グルテンフリーのクラフトビールです。
1997年の発売以来、瞬く間にフィンランド中で人気になり、今ではフィンランドのレストランやバーで多く目にすることができる人気の銘柄です。
今回のクラウドファンディングでは、数あるフレーバーの中から選りすぐりの10種が日本に上陸。
エール、ラガー、ピルスナー、IPAをはじめとした豊富な種類のビール展開がございます。
各フレーバーによって異なるカラーリングで、パッケージもおしゃれ。
海外のビールらしいデザインで、眺めているだけで気分があがりそうです。家族やご友人、大切なひとと過ごす時間に持っていっても楽しそう。
ちょっとした会話の種にもなりそうな「フォトジェニック」なビールで楽しい一時を過ごしてみて欲しい。そんな想いでお届けします!
KUKKOビールは、2005年に世界初のグルテンフリー・フルモルトビールの称号を獲得しました。
この世界初のグルテンフリービール、実は最初から狙って作られたものではなく、発売当は製造側であるライティランもその特異性に気づいていませんでした。
[参照・kukko本国サイト(英語):https://laitilan.com/en/juomat/kukko-oluet-en/]
最高の味と品質を実現するため独自に開発したユニークな醸造プロセスが、偶然にも世界初のグルテンビールを生み出していたというから驚きです。
その後、数々のビール品評会での栄誉ある賞や成功を受け、現在ではクッコブランドも10種類を超える品揃えとなりました。
もともと、“グルテンフリー”は、セリアック病患者の食事として生まれました。
“グルテン=小麦に含まれるもの”というイメージが強いですが、あらためてグルテンがどのようなものか説明しようとすると、言葉にするのは難しいことも。
小麦には主に2つのタンパク質成分「グリアジン」と「グルテニン」が含まれています。小麦粉を水でこねるなど、この2つの成分を混ぜ合わせることでグルテンが形成されます。
グルテンには粘り気と弾力があり、その性質を活かしてパン、パスタ、ラーメンなどに小麦粉が広く用いられています。
一方で、グルテンは小腸に悪影響を及ぼすとされており、慢性的な胃腸の不調がある方は原因の一端としてグルテンの存在が指摘されることもあります。
とはいえ、健康のためにグルテンを摂取しない食事を実現しようとすると、パン・パスタ・ラーメンなども控える必要があります。小麦が私たちの身近な存在であることを考えると、普段からこれらの食事に気をつけて”グルテンフリーな生活” を行うのは、なかなか大変ですよね。
そこで、グルテンの入った食事を全く取らないということではなく、すこし減らしてみるという負担の少ないチャレンジからスタートしてみてはいかがでしょうか。
例えば、ご褒美に飲むビールをグルテンフリービールに置き換えるのもひとつ。
そんな時の手助けになるのがこのKUKKO BEERです!
一部の小麦アレルギーの人は、大麦でもアレルギー反応が出ることがありますが、大麦からはグルテンがほとんど生成されません。
KUKKOビールはその大麦を主原料として採用しているため、グルテンフリービールとして安心してお飲みいただけます。
これまでグルテンフリーは小麦アレルギーの人のためのものだ、と少し遠い存在に感じていた