【食べる社会貢献】これからの未来のための“循環型畜産”の肉味噌を作りたい!

【食べる社会貢献】これからの未来のための“循環型畜産”の肉味噌を作りたい!
「牧草で育った牛」や「放牧される豚」が社会課題を解決する第一歩。食べることが社会貢献に。脂身少なめのヘルシーで栄養豊富なお肉を使用した肉味噌。生産者こだわりの国産。どんな食べ物にも物語があることを知って、味わってほしい。この肉味噌で日本の市場に新たな価値を提供したい。全6種(あか牛、黒毛和牛など)。

皆様はじめまして!「自然派きくち村」の研修生の坂田空(さかたそら)です。現在佐賀大学4年生です。環境問題を入り口に「環境にも人にも優しい食」について勉強したいと思い「自然派きくち村」で研修させて頂いています。日々学び、いろんな経験をさせてもらっています。

○生産者が主役のこだわり食品店「自然派きくち村」

「自然派きくち村」は熊本県菊池市にあるお店で、「“畑からはじまる”商品づくり」をコンセプトに「誰が」「どこで」「どのように」作ったのか分かる、安心・安全な食べ物を提供しています。農薬や肥料を一切使わない自然栽培で育てられたお米をはじめ、旬のお野菜や果物、オリジナルの調味料・お惣菜・スイーツなど、500を超えるアイテムを取り揃えています。

                   

こだわりの商品を創る生産者さんとこだわりの商品を求めるお客様をつなぐ架け橋になり、よりよい「食」の未来のために、安心・安全な自然派食品の普及を目指しています。

○コロナウイルスの影響と損害

自然派きくち村(渡辺商店)は前身が酒屋であり、現在は酒屋業と自然食品業で成り立っていますが、新型コロナウイルスの影響で酒屋業への打撃を大きく受けました。
そのため、新商品の開発をして少しでも取り戻せればと思っています。

○食べる社会貢献の「肉味噌」?

これは、食べることで社会問貢献になる肉味噌です。

カカオとかコーヒーならよく聞くけど、肉味噌?となる人も多いかと思います。
今の畜産にどういう問題点があるのか、私たちとの関係をこの「肉味噌」を通して知って欲しい。

そしてそれを買ってもらうことで生産者を応援し、社会も良くしていきたい。

このような思いで、こだわりの肉味噌を作りました。
○6種類の豊富なバリエーションを実現したい

現段階で開発できている肉味噌は、熊本のあか牛を使用した「肉味噌モノガタリ〜井さんのあか牛編〜」です。

・開発予定の5種
「肉味噌モノガタリ〜宮川ファームのジャージー牛編〜」
「肉味噌モノガタリ〜さかうえの黒毛和牛編〜」
「肉味噌モノガタリ〜やまあい村の走る豚編〜」
「肉味噌モノガタリ〜井さんのあか牛編〜ピリ辛」
「肉味噌モノガタリ〜さかうえの黒毛和牛編〜ピリ辛」

これらはクラウドファンディング終了後に開発し、開発後リターンとしてお送りしたいと考えています。
これらのバリエーション実現のためにも、ご支援いただけるとありがたいです。

○“A5の和牛”の本当の意味

「A5の和牛」と聞いたら高級肉のイメージが浮かびますが、このランク付けの基準をご存知でしょうか。
その牛からどれくらいの牛肉が取れるか、牛肉の色や光沢、牛肉の締まりときめ…
そして、脂肪の入り方です。脂肪が多くかつきめ細かいほど等級が高くなります。

つまり脂肪が多い牛肉を作るには、牛に運動をさせない、ビタミンを与えない(牧草でなく穀類を与える、日光に当てない)ことが重要になってきます。
狭い牛舎で育つ牛の多くはストレスで免疫が低くなり病気になってしまうので、抗生物質を餌に混ぜて病気を予防しているのです。

○工業的な畜産の現状

今、世界的に畜産の工業化が進んできていています。肉食化が進んできた現在では、消費者はより安く大量の肉を求め、農家はそれに応えるべくより効率的に家畜を生産しようとします。

遺伝子組み換えの飼料を与え、脂肪をつけさせるために狭い場所で育てます。自由に動けない牛にはストレスがかかり、免疫が低下します。病気の予防のため抗生物質を頻繁に投与し続けるため