【沼田女子高校100周年プロジェクト】文化祭でプロジェクションマッピングを!

【沼田女子高校100周年プロジェクト】文化祭でプロジェクションマッピングを!
こんにちは!群馬県立沼田女子高等学校文化祭実行委員会です。本校は本年度100周年を迎え、6月の文化祭でプロジェクションマッピングを計画しています。映像をバックに生徒によるファッションショーも企画中。プロジェクションマッピングの費用を集めるクラウドファンディングに挑戦します!ご支援よろしくお願いします!

こんにちは!私たちは群馬県立沼田女子高等学校文化祭実行委員会です。本校は本年度100周年を迎え、6月に開催する節目の文化祭で、夜の校舎に映像を投影するプロジェクションマッピングを企画しています。これまで積み重ねてきた歴史とこれからの未来を表現した映像をバックに、生徒がファッションショーを行います。プロジェクションマッピングのための費用が不足しており、このたび50万円を目標にクラウドファンディング挑戦を決めました。地域の方々のみならず、より多くの皆さんのご支援よろしくお願いいたします!
◆「天空の城下町」の女子高校

沼田女子高等学校は、河岸段丘で有名な「天空の城下町」と呼ばれる群馬県沼田市にある公立の女子高校です。1921(大正10)年に創立し、本年度で100周年を迎えました。生徒数359人の小規模な学校ですが、「地域を支える進学校」として勉強にも部活にも全力を尽くす、そんな学校です。

本校は本年度から、1学年4クラスから3クラスに学級数が減少しました。少子高齢化に加え、高校進学者は県内都市部の高校に流れる傾向があり、山間地に位置する本校は存続の危機にあるのが現状です。

さらに昨年は、新型コロナウイルスの影響で球技大会やコーラスコンクールなど多くのイベントが中止となってしまいました。人生で一度しかない高校生活。普段の活動の成果を披露する場が失われ、皆が大きな喪失感を抱えたままです。いまだ感染拡大は収まらない状況ですが、記念すべき今年6月の100周年の文化祭を、「史上最高」の文化祭にしたいと考えています。

▲沼田女子高等学校校舎
◆コロナで気づいたこと

記念すべき100周年を盛り上げるべく、私たち文化祭実行委員会は今年1月に結成しました。8人の生徒会本部役員を中心に、計40人で準備を進めています。

もともと沼田女子高校生徒会は、2019(令和元)年から活動の一環として国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向けて取り組んできました。ペットボトルキャップの回収や募金など、ささやかではありますが活動を継続させてきました。

▲ペットボトルキャップ回収の取り組み

そんな中、SDGsについてもっと真剣に取り組まなければならないと思い知らされる出来事が起こりました。

新型コロナウイルスの感染拡大です。

このパンデミックは現代社会の負の側面をあぶり出しました。都市集中型の現在のような働き方、雇用形態では経済活動は回らず持続できないのではないかと、誰もが気づき始めました。「誰一人取り残さない」世界を実現するため、生徒会としてもっと積極的にSDGsに関わっていかなければいけないと思うようになりました。
◆SDGsで地方創生!楽しんで社会貢献したい!

実行委員会は、今回の文化祭においてもSDGsを一つのテーマとして掲げることを決めました。SDGsの知識をさらに深めるため、SDGsカードゲーム公認ファシリテーターの先生をお招きして、生徒会本部役員と文化祭実行委員で「SDGs de 地方創生カードゲーム」を体験。地方創生とSDGsの目指す先は、同じであるということを理解しました。

▲「SDGs de 地方創生カードゲーム」を体験する生徒

新型コロナの影響で、沼田市内の経済も大打撃を受けました。この危機を乗り越え、持続可能な都市へと発展するためにはもっと地域内で経済が回り、人材が集まるように、地域の個性を生かしていく必要があります。そのために、私たちは今こそSDGsの理念に基づき地方創生に取り組むべきだと考えました。