最近はオンラインショップや量販店で様々な防災バックを見かけるようになりました。
たくさんの防災グッツが搭載されており頼もしい「備え」になると思います。
しかし、既存の防災バックでは「大きすぎて玄関に備えるのが難しい」と感じたり、「玄関が狭くなるので防災バックを置くのは避けたい」といった方がいらっしゃるのではないでしょうか。
anytime carryの防災バックはこういった悩みを解消し、いざという時の備えを無理なく叶えます。
強力磁石が搭載された防災バックです。スチール製のドアに強力に張付きます。
取り外しも簡単。いざという時すぐ持ち出せます。
防災バック本体は600g。
非常に軽く、容易に持ち運びできます。
災害時はガラスや瓦礫が散乱して危険です。避難時、防災バックが邪魔にならないよう軽量であることは重要です。
内蔵したショルダーストラップを取り付ければショルダーバックになります。
anytime carryの防災バックは玄関以外にも様々な場所に設置可能。
【フルパック】
anytime carryが厳選した15種の防災グッツを搭載する「15種フルパック」。
避難行動、避難所生活で必要になる防災グッツを搭載しています。
災害発生直後は避難所も混乱しておりすぐに食料の配給が行えない場合も。そのため食料と水を搭載。長期保存可能。
避難中にトイレを利用することは非常に難しいです。そのために携帯用の簡易トイレは必須。また避難所では多くの人が密集するため感染症対策の衛生用品も必要です。
現代のライフラインであるスマホ。災害時は情報収集や安否確認で利用します。そのためモバイルバッテリーは必須です。乾電池式の充電器を搭載。うっかりモバイルバッテリーの充電忘れを回避するために乾電池式をチョイス。3in1ケーブルであらゆる機種のスマホに対応。災害時の停電に備えヘッドライトも搭載。
【9種パック】
他にも9種の防災グッツに限定した「9種パック」、自身で防災グッツをフルカスタマイズするための防災バック単品の取り扱い始めております。
食料・飲料水、衛生用品、ヘッドライトなどをバランスよく搭載しています。最低限必要なモノを厳選しました。
搭載する防災グッツは人により必要なモノが大きく変わります。性別・年齢・居住地域の気候など。ご自身に適した防災グッツを用意することが大切です。一からご自身で防災グッツをカスタマイズして防災バックに詰めることもご検討ください。
カラー:グレー(SNOW FLAKE FABLIC)
素材 :EVA樹脂、ネオジウム磁石
サイズ:34cm×25cm×8cm
重量 :600g
防災バックの素材はEVA樹脂というプラスチック素材のひとつ。燃やしてもダイオキシンが発生しない環境に優しい素材です。リサイクルも容易でエコ素材として知られています。軽量なことに加えて柔軟性も高いので手になじみ、持ち運びやすくなっています。
レアアースの一つで最も磁力の強い磁石です。この磁石のおかげでスチールドアにしっかり張付きます。強力なのでスマホなどの電子製品は防災バックに入れないでください。
「ドアに張付く 防災バック」の【単品】、9種の防災グッツセットの【9種パック 】、15種の防災グッツセットの【15種フルパック】の3種類用意いたしました。
それぞれ限定数量の特別価格にてご提供させていただきます。
当プロジェクトページをご覧いただき誠にありがとうございます。anytime carryのfounder田尻です。
我々anytime carryのミッションは、現代のライフスタイルに合った防災スタイルをデザインし適切な防災備蓄のサポートすることです。 防災に関わるリサーチ、デザインや設計の開発も自ら行っております。
この「ドアに張付く 防災バック」の開発に至るまでのストーリーをご紹介させていただきたいと思います。
過去の苦い経験
私は8年間ほど東南アジアで生活し、カンボジア・プノンペンでは飲食店を営んでいました。
雨季には、バケツをひっくり返したような大雨の毎日。道路が冠水することは日常茶飯事でした。
※店舗近くの道路の写真です。この日は雨量が少なく、車のタイヤが半分浸かる程度。近所の子供たちが水遊びしています。
例外なく、私のお店も何度も洪水に見舞われました。冠水した回数はゆうに10回を超えます。洪水のたびに営業設備に深刻なダメージを受け、何度も設備の買い替えに悩まされました。
※雨が止んだ後の店舗近くの道路。
時には冠水した店内で、水を避けるためテーブルによじ登り、ろうそくの明かりを頼りに夜を明かすことも。
いつ洪水が起こるのかと、不安に駆られる毎日を送っていたのは苦い経験です。日本で災害を見るたびに思い出してしまいます。
最終的には、残念ながら度重なる洪水のダメージからお店をたたむことを余儀なくされました。悔しい気持ちでいっぱいでした。
その後は知人の誘いでシンガポールに移住。準備期間を経てお店を再スタートしようとした矢先、新型コロナウイルスの影響でそれどころではない状況に。やむなく一度日本に帰ることを決断しました。
日本で頻発する災害に直面
帰国するやいなや、熊本の豪雨による洪水、岐阜の洪水。日本で頻発する災害を目の当たりにしました。
何万という人が被災し、苦しんだこと。これから起きるかもしれない災害に、多くの人が不安を抱きながら日々を過ごしているかと思うと心が痛みます。
過去の自分を見ているようでした。海外で一人暮らしする中での被災。周りに頼れる人もおらず、毎日不安に駆られて生活していたことを。
南海トラフや相模トラフ地震。これから先、起こるかもしれない大災害。私も愛知県に住んでおりますが、この地域に住む方たちの不安は並大抵のものではないはずです。
私に何かできないだろうか。少しでもみんなの不安を解消したい。と考え始めるようになりました。
防災バックの開発を始める
そんな中見つけたキーワードが「備え」から生まれる「安心」です。
防災への備えを万全にすること、準備ができているという確信を持つことで「不安が解消されるはず…!」という考えを持ちました。
そこで、防災バックの開発をスタート。
幸いなことに、たくさんの自治体やNPOの取り組みのおかげで一般世帯では防災備蓄が進んでいる。
一方で都会に暮らす一人暮らしの人たちはそうではありませんでした。コミュニティとのかかわりが少ないことが原因で、防災備蓄に対する意識改革が進んでいなかったのです。
さらに従来の防災バックでは、ワンルームアパートのライフスタイルにはあまり受け入れられていませんでした。設置スペースの問題、機能性、デザイン性など、ニーズに合わなかったようです。
ライフスタイルに合った防災バックの開発が一人暮らし世帯への防災備蓄普及のカギを握ると、私は確信しました。必要と感じてもらえれば、きっと一人暮らしの防災備蓄も進み、結果として災害への不安が和らぐでしょう。
本当に必要とされるものを
都会の一人暮らしのライフスタイルから見えてきたもの