はじめに
みなさんは「LGBTQ」と呼ばれる人々をご存知でしょうか?
「L」レズビアン(女性同性愛者)
「G」ゲイ(男性同性愛者)
「B」バイセクシュアル(両性愛者)
「T」トランスジェンダー(出生時に割り当てられた性別が心の性別と異なる人)
「Q」クィア、もしくはクエスチョニング
という言葉の頭文字を合わせた言葉が「LGBTQ」です。
LGBTQの人たちは性自認や性的指向のあり方が多数派とは異なるという意味で、「セクシュアル・マイノリティ」と呼ばれることもあります。
2018年電通ダイバーシティ・ラボで行った大規模な調査によると、LGBTQに該当する人は 8.9%。
(電通ダイバーシティ・ラボ公式より)
この8.9%という数字は、約11人に1人となり、日本人で左利きの人の割合とほぼ同じなのです。しかし、それほどありふれた存在でありながらも、身近にいるとは実感しにくい存在なのではないでしょうか。
多数派ではない故にどこか周囲に溶け込めず孤独を感じやすく、悩みを周りへ素直に打ち明けることができればいいのですが、打ち明けることにより、周囲から差別・批難されるリスクを背負う可能性もあります。そのため、自身のセクシャリティーやアイデンティティに関する悩みを一人でひた隠しにしている当事者も多くいるのが現状です。
社会的な問題点に目を向けると、2017年、日本政府はいじめ防止基本方針の改訂を行い、LGBT生徒保護の項目が初めて盛り込まれました。
しかし実際はいまだにLGBTQ当事者に対する差別やいじめがあるのが現実です。
また東京都渋谷区をはじめ、いくつかの自治体で実施されるようになった「パートナーシップ証明」
この「パートナーシップ証明」の発行により、同性カップルも異性カップルと同等に結婚に準じる関係と認められるようになりましたがいずれも条例や要綱での実施であり、法的な拘束力はありません。
例えば、同性パートナーへの遺産の相続権がないことや、同性カップルへの生殖医療の適応など、法的整備や受け入れ体制が進んでいないことも大きな課題と言えるでしょう。
私たちは、Tokyo2020開催を機に更にダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みが注目されている2021年、「LGBTQ×社会」情報に特化したWebメディア「Bifree」立上げを予定しており、その運営を支援いただけたらと考え、このプロジェクトを企画しました。
「Bifree」が人と人を結ぶ
人と人とのつながりが薄れてきている昨今。人と人、人と社会の繋がり、ちょっとした小さな繋がりを大きく、改めて今考えてみませんか。
解決したい社会課題
LGBTQ当事者は恋愛のパートナーを見つけるのが難しい。
就職活動などで自分のセクシャリティが壁となる。
非当事者との交流が持てず、共に社会を変える為の声を上げにくい。
このプロジェクトで実現したいこと
ー出会いの場が少ないLGBTQ当事者への友人、恋人作りの場を提供。
ー就職活動で苦戦するLGBTQ当事者達への役立つ情報提供。就職支援。
ー当事者、非当事者の交流の場を提供、実社会への架け橋となる。
資金の使い道
初年度、年間運営費用の概算として
・記事制作費 40本 20万円
(取材費、文字起こし、ライター依頼 等)
・サーバー、システム保守費 10万円
・外部アドバイザー謝礼 10万円
・イベント対応スタッフ謝礼 10万円
合計 50万円
予算 50万円に、GoodMorning手数料(9%)を合わせた55万円