誰もが美味しい料理を作れるコンセプション「奏食」を世界に広めたい!

誰もが美味しい料理を作れるコンセプション「奏食」を世界に広めたい!
「奏食」とは、食と音楽の共通性に着目し、限りある食材で美味しい料理を作る為のポイントを4つの音域で表現した、未来の食に対する新しいコンセプションです。美味しい料理を作る事が、必然的に地球環境改善へ繫がっていきます。ただ料理を作るだけの時代はもう終わり。時代と共に料理も変化していく必要かあります。

【 はじめに・ご挨拶 】

はじめまして。一般社団法人「和食倶楽部」代表理事の古屋と申します。当倶楽部は不安定な世の中、未来の食生活に対して危惧を強く感じ、食を通して世界、そして地球を救う事をエンドゴールとして立ち上げました。
【 概要 】

料理を「作る」から「奏でる」へ

和食倶楽部は5年前に個人事業主として始めました。当初は和食の魅力を世界に発信する事を主な目的としていました。

2020年、コロナ禍により世界中が未曾有の影響を受け、一料理人として(18歳からフレンチと和食、その後は保育園で乳幼児相手に料理の経験を積んでました)食の力で何か人類のために役に立てないかと思い、一般社団法人として「和食倶楽部」を新たに立ち上げました。

起こりえない、誰も予想してない現実が今世界各地で起こっています。

起因の一つは温暖化です。

私達はおにぎり2個を毎日廃棄しています。それを燃焼焼却するのに二酸化炭素が放出され、温暖化の一因となっています。結果、食物を作る環境に悪影響を与え、飢餓に苦しむ人々が増えていきます。

人口増加による食糧危機も拍車をかけています。

人類は文明と共に発達してきました。生活は豊かになり幸せをもたらしてくれました。

反面、苦しんでいる人々がいるのも事実です。

人類が誕生して400万年が経ちます。その間、地球環境も文明と比例して良くなってきたと言える人が今現在いるでしょうか。

国や企業は既に環境改善に動いています。

そこで食の面において、私達一般人も温暖化に貢献出来ないかと思い、「奏食」を考案しました。

「奏食」は美味しい料理を作るためのポイントを4つの音域で表現してあります。

【ド♫丁寧な料理】

一つ一つの調理工程を理解し、丁寧な調理を行いましょう。

【レ♫全てが食材】

キャベツの芯や人参の皮なども立派な食材です。廃棄せずに有効活用しましょう。

【ミ♫免疫力向上】

食材に含まれている栄養素の特性を活かした料理を作りましょう。

【ファ♫料理は愛情】

心を込めて料理を作りましょう。

時に強すぎる目標はストレスとなり、「温暖化対策のために〜をしよう」という表記は逆効果となってしまう場合もあります。

食料は無限ではありません。

これからの時代、美味しいだけではなく、限りある食材でいかに免疫力も高める体に良い料理を作るかがポイントになってきます。

では、専門職並みに栄養に関する知識を学ばなければならないのか。。

そんな事はありません。では、どうするか。

「全ては食材」

つまり、食材全てを使い切る事で、免疫力が高まります。

普段何気なく廃棄している食材、例えばキャベツの芯には葉の2倍ものカリウム・カルシウムが含まれています。人参の皮には果肉よりも2倍のカロテン、へたには消化酵素が多く含まれています。玉子の殻には、1日に必要なカルシウム量の約2倍含まれています。

これらの食材を調理して体内に取り入れるだけで、十分免疫力が高められ栄養素も補えます。

結果、食材廃棄量が減少し、加熱焼却時に排出されるCo2を抑制する事に繋がります。

つまり、地球温暖化対策に貢献する事に繋がります。

国や企業と違い、私達一般人には生活があります。

温暖化対策に貢献したくても、個々に限界が生じてしまいます。

人は食べないと生きていけないため、食の面から温暖化対策を考案するには慎重にならざるを得ません。

美味しい料理を作って、且つ栄養素も体内に取り入れる事ができ、地球環境にも貢献出来る。

これが「奏食」で