はじめに
こんにちは。高知県土佐市地域おこし協力隊の水谷と申します。私は土佐市特産カンキツである土佐文旦の美味しさに惚れ込み、関東から移住して土佐文旦の農家になることを目指し、土佐市の地域おこし協力隊になりました。協力隊活動は現在2年目で、土佐文旦の耕作放棄地の再生や、県外でのPR等を行っています。
クラウドファンディング募集の背景
高知県土佐市は、カンキツの一種である土佐文旦の発祥の地で、現在も生産量ナンバーワンを誇ります。土佐文旦は、甘みと酸味が絶妙なバランスの美味しいカンキツで、水はけ、日当たりのよい山の斜面で多く作られています。しかし、そうした山々では、イノシシが生息し、文旦の果樹園内をミミズ等を探し求めて土を掘って回ります。ただ掘るだけならば問題ありませんが、時には文旦の苗木を引き抜いて枯らせたり、成木の根を掘り起こして文旦の生育を悪くしたり、段々畑の石垣を崩したり、また一部の地区では、収穫後の伝統的な屋外貯蔵設備である「野囲い」の中に貯蔵されている文旦を食べてしまう等の被害が発生しています。地域おこし協力隊をしている私には、土佐市内の文旦農家の方から「イノシシを捕まえてほしい」というお声が協力隊活動開始当初から多く寄せられ、活動2年目の今年ようやく決心がつき、ついに1月に狩猟免許を取得、イノシシの捕獲を始めることにしました。
写真.文旦山に登る農道で遭ったイノシシ
写真.イノシシによって崩された石垣
写真.伝統的な「野囲い」貯蔵されている土佐文旦
写真.イノシシによる食害が発生している地域での野囲い貯蔵のようす(周りに高い柵や網が設置されています)
リターンのご紹介
①ご支援金額 5,000円
高知県土佐市産 減農薬栽培の露地土佐文旦(3kg)
協力隊活動で栽培した露地ものの土佐文旦です。環境に配慮し、減農薬で栽培しています。
サイズはL~4Lサイズのもので、なるべく大小偏りなくお詰めします。
数は5個前後お届けします。
②ご支援金額 10,000円
高知県土佐市産 減農薬栽培の露地土佐文旦(8kg)
協力隊活動で栽培した露地ものの土佐文旦です。環境に配慮し、減農薬で栽培しています。
サイズはL~4Lサイズのものを、なるべく大小偏りなくお詰めします。
数は13個前後お届けします。
プロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでは、土佐市の土佐文旦産地をイノシシ被害から守るため、捕獲するための”箱わな”と、捕獲した際に使用する”電気止めさし”の購入資金を皆様から募集させて頂きます。
写真.実際に文旦山付近に設置されている箱わな(中にはイノシシをおびき寄せるための米ぬかが入れられています)
資金の使い道・スケジュール
皆様からお寄せいただいた支援金は、イノシシ捕獲のための”箱わな”と、捕獲した際に使用する”電気止めさし”という器具の購入資金に使わせて頂きます。
本プロジェクト終了後、2021年5月頃に購入・設置、イノシシの捕獲を開始する予定です。
箱わな(1台88,000円)は、お寄せいただいた資金でできる限り多くの台数を購入し、電気止めさし(1本30,800円)は1本購入します。
最後に
皆様のお力で、美味しい土佐文旦の産地をイノシシから守ってください!!!
どうかよろしくお願いします!!!!!
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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