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香川県の鉄工所によるアウトドアブランド「THE IRON FILED GEAR(ジ アイアン フィールドギア)」です。
自分の武器である「鉄」と、愛して止まない「自然の中で遊ぶ」ことをテーマに2018年に設立し、2019年に自社最初の製品でありフラッグシップモデル「TAKI BE CAN(タキビーキャン)」を販売しました。
今回初めてCAMPFIREに登場するのはTAKI BE CANの弟分「TAKI BE ITA(焚火板)」です。ホーロー仕上げで4色のカラーから選べるスタイリッシュな兄に比べて、無骨なイメージの「TAKI BE ITA(焚火板)」です。
世の中に数多くあるコンパクトで軽量の焚き火台は、軽さと引き換えに熱変形がおこりやすく、長期の使用には耐えられず反ってしまったり、また長く使用できてもとても高価だったり・・。
「できるだけ安価で、コンパクトに持ち運びできるもの、そして使う際はシンプルな組み立ての物」を考えて作りました。
焚き火台は4枚の板で構成されています。
大・小2種類の板がそれぞれ2枚で合計4点に分解されます。灰受けに置いてみると大きい板の中に小さい三角の板がちょうど納まる形になり 1cm以下の収納 が実現しました。
灰受けに入れて薄くなった本体は、持ち運びやすい収納箱に。(写真はSサイズ)
梱包されてもスリムなので、車に積む際や保管する時の 置き場所にも困りません。(収納箱に入れた厚さはS・Lともに1.8cmです。)
組み立ては4つのパーツを組み込んでいくだけで簡単です。
大きいパーツ2枚をスリットに差し込み交差させ、上部側面に三角のパーツを取り付けていきます。(動画は試作品を使用しています)
焚き火台では常識外れの厚さ「3.2mm」の鋼板で製作しました。
通常は薄い材料を曲げ加工し強度を出しますが、厚さのある物に比べれば熱変形に弱く歪んでしまったり、錆などの腐食で穴が開いたりと耐久性は落ちてしまいます。
厚い鋼板を使うことで重さはありますが、それでも長く使っていただく為の丈夫さを優先しました。
穴をあけて軽量化することも可能ですが、灰が落ちたり飛散することを考え軽量化の為の穴はあけず、空気の取り込み口のみとしました。
焚き火だけではなく、料理もできるよう五徳セットも付属しています。
本体と同じ大きさの網だと薪を足す時にトングなどで持ち上げたりずらしたりする手間がありますが、写真のように本体に対し斜めに載せることで調理中でも薪が入れやすく動かす必要がありません。
五徳セットは、3点からなる五徳と、ロストルがセットになったものです。
五徳があることでヤカンや鍋が置けたり、スキレットで料理ができます。
ロストルは、空気の取り込みを良くしたり、溜まった灰だけ下に落とすことで薪が灰に埋もれることがなく効率よく薪を燃やすことができます。
炭を使用する際や火の高さを上げたい時にも便利です。
ロストルは本体を組み立てる途中で、側面の三角のパーツに差し込みます。
五徳は本体を組み立てた後、画像のように上に載せてください。
はじめはLサイズのみの販売予定でしたが、ソロキャンパー向けにSサイズもラインアップに追加しました。
ファミリーキャンプやグループキャンプの時はLで調理を、ソロキャンプや他に調理器具がある時はSでじっくり焚き火を楽しむ、とキャンプスタイルによってお選びいただけます。
三角のパーツを側面に取り付けると、薪置き台としても使用で