“背中で座る”新発想!特許S字カーブ椅子で驚異の腰ラク!

“背中で座る”新発想!特許S字カーブ椅子で驚異の腰ラク!
「平方鍼法」継承者で全盲の鍼灸師「河津はり治療院」院長が辿り着いた特許構造のS字カーブ椅子を、老舗業務用家具メーカー「株式会社アダル」が製作に携わり、具現化しました!日常生活の「座る」を通して姿勢を整え、「腰ラク&猫背ケア」していきます。この商品は受注生産となります。

リンパの流れに着目し、独自の捻鍼(細い管を使わずに、高度な技術で痛みなく針を刺す手法)で症状改善を行う「平方鍼法」の稀少な継承者である「河津はり治療院」院長・河津卓氏が考案した特許構造の椅子です。

河津氏は、「日常生活から正しい姿勢を維持しておくことが、腰・肩の根本的な悩み解決に必要不可欠」と考え、工夫と改造を重ねながら、理想の椅子を追求し続けてきました。また、「遠方で通院が難しい方々の悩みを、実際に施術ができなくても取り除きたい」という想いも強く、研究に没頭しました。

数えきれない程の種類の椅子に座って試し、問題点を探り出し、改造・改善を続け、そしてその結果辿り着いたのが、「背骨のS字カーブを維持」できる椅子。腰・肩への負担を最大限に軽減できる構造を導き出しました。

日常生活の中で正しい姿勢を維持しておくためのカギは、椅子にあります。

一般的な椅子ではS字カーブを保てないので、長く座っていると背骨そのものが次第に変形し、正常な状態の背骨に戻りにくくなっていきます。

そこで、河津氏が辿り着いたのが、「S字カーブを維持できる特許構造」です。

座る人の作業内容やクセによる微妙な変化にも対応しながら背中の状態に合わせて動き、「S字カーブを保てるように調整する仕組み」をつくり上げました。

椅子に背中を合わせるのではなく、背中に合わせて動く“背中で座る椅子”が、腰や背中への負担、猫背へのお悩みを解決していきます。

全盲の河津氏にとって、図面・書類の作成や確認ができない中での特許出願は苦労の連続でした。河津氏自身が紙や針金で模型をつくり、それをもとに図面化を依頼するなど様々な試行錯誤を重ね、ついに特許を取得。大きな夢の実現のため、この特許取得を何としても乗り越えたいという強い想いが実を結びました。

正しいS字の姿勢のときは、脊柱の後ろにある長い靭帯が役割を果たし、背骨を起こしてくれます。そのため、筋肉が余分な働きをせずに済み、疲れにくくなります。

しかし、S字が崩れると靭帯の支えが無くなるので、筋肉に負担がかかり、背骨そのものが次第に変形。正常な状態の背骨に戻りにくくなってしまいます。

正しいS字カーブを維持できるように、「無段階突起」が背中の状態に合わせて動く特許構造。姿勢改善や腰ラクにつなげる“背中で座る椅子”を実現。

日々の暮らしの中で気に入って使っていただけるよう、デザイン性にもこだわりました。

スタイリッシュなリビング・ダイニングに置いても違和感なく、自宅での長時間のテレワークも疲れないようにサポートします。オフタイム・オンタイムどちらにも使い勝手抜群です。

河津氏の強い想い・使命感に共感し、S字カーブ椅子の実製作を担当したのが「株式会社アダル(以下アダル)」です。私たちアダルはこれまでレストラン・ホテル・医療施設・オフィスなど、あらゆる分野の業務用家具の製作を担い、60年を超える長い歴史の中で、高度な技術力とノウハウを培ってきました。その歴史の全てを尽くし、河津氏の構想をカタチにして生まれたのが、今回のプロダクトです。

もともと家具業界に関わりが無かった河津氏にとって、椅子製作の依頼先探しも大きな壁でした。門前払いの繰り返しで困り果てていた河津氏が、アダルの取引先企業に相談をしたことがきっかけで、河津氏とのご縁をいただき、製作させていただくことになりました。

背中の状態に合わせて動き、正しいS字カーブを維持する無段階突起位置の最適化は特に困難を極めましたが、数年間の試行錯誤を経て、ついに完成しました。

河津氏