はじめに
どうもこんにちは^^日々街の情報をお伝えしております人間回覧板の恵比寿新聞です^^
実はこの度、恵比寿の街の町会・商店会・美化推進委員の皆様の依頼をもとに
恵比寿駅の駒沢通りに面するガード下の絵を新たに刷新することになりました。
これにはすこし長いストーリーがありまして。ちょっとすこしお付き合いください。
今からさかのぼる事2012年。恵比寿に有る専門学校「バンタン」の学生さんが
このガード下に絵を描いてくださいました。あれから約9年。。。。
どんどん劣化していく壁画
9年の歳月は長いものです。東日本大震災の翌年。
震災で自粛モードで暗くなっていた街を明るくしようと
恵比寿地区町会連合の大先輩たちが立ち上がりこの壁画ができました。
できた当時は「なんか街が明るくなったね!」ととても好評!
やっぱり絵の力って凄いんだな~と驚いたものです。
しかし一生懸命バンタンの学生さんがデザインしてくださった壁画も
この9年間で雨風にさらされ劣化の一途をたどっていまして
住民からも「なんかちょっとぼろぼろで怖い絵になってきたね」などと
言っていたら、なぜかそういう所に落書きが増えていくんですね。
書かれては消す・書かれては消すのいたちごっこを繰り返していた最中の
今度はコロナウイルス発生で街は完全自粛状態になりました。
どんどん治安が悪化していく
コロナウイルス完成拡大の影響で街の飲食店は自粛。
そうなると増えてくるのは「路上飲酒」などの問題で出る「ゴミ」。
>>恵比寿新聞で取り上げたコロナ禍の路上飲酒の問題
人目のつかない所やちょっと荒れたところで路上飲酒が横行し
ご覧の通り気持ち良い朝にはこうしたゴミが散乱しているのが
このコロナ禍、普通の光景になっていきました。
思い出して!あの頃の壁画ができた時を!
2012年にこのガード下が綺麗に完成した時はあんなに明るかったじゃないか!
そうだ!このコロナ禍みんなの気持ちを明るくするために。
そして壁画で綺麗にすることで街の治安をまもりたい!
あわせて落書きされない恵比寿を象徴とする壁画をこの機会だから作ろうと
立ち上がったのは2021年の春。
その為にはこのガード下を修繕し新しいシンボルとなる壁画を
制作する費用が必要だという事で今回みなさまにクラウドファンディングで
応援してもらおうという事になりました。
みんなで作る壁画プロジェクト
じゃあ有名なデザイナーさんにお願いして風光明媚なものを作ろうとは思わないのが恵比寿人。
今回はなんと!恵比寿の街で活動していて、まさにこの社会課題にも直面している
恵比寿在勤在住のクリエイターさんやデザイナーさんから壁画のデザインを公募し
厳正なる審査を行い街の人で街のクリエイティブを作ろうというプロジェクトになりました!
もちろんこのガード下に描くデザインのテーマも決まっています!
テーマは「未来に残したい恵比寿の文化」と題し
恵比寿独特の文化をこの長さ40mの巨大なキャンバスに広々と描き
この先の未来に文化を残すという愛と涙の大スペクタクルで行う事になりました。
テーマ「未来に残したい恵比寿の文化 」
壁画にするデザインのテーマは後世に語り継がれる「恵比寿と言えばこれ!」という
文化を40mのキャンパスに敷き詰めるというテーマなんです。
恵比寿と言えば毎年7月に6万人が狂喜乱舞する「恵比寿駅前盆踊り」や
恵比寿が神輿で埋め尽くされる9月開催の「氷川神社例大祭」や
ご存じ