人口500人のふるさとを、演劇ワークショップと体験型アート展で盛り上げたい!

人口500人のふるさとを、演劇ワークショップと体験型アート展で盛り上げたい!
島根県石見地域で「総合芸術祭」を目指す、IWAMI ARTS PROJECT(イワミアーツプロジェクト)! 人口500人の町にある廃校で、プロの演出家や俳優が教える、日常生活でも活かせる演劇ワークショップを開催し、地域を活性化したい!さらに!体験型アート展に【子供達を無料】で招待したい!

演技ワークショップ
「台本を読む!」

子供たちが絵画を鑑賞しているのを見ていると、しばしば、目の前の作品が自分の世界になっていることがあります。例えば、作品と同じポーズをする。バランスや構成を自分の身体を通じて理解し、作品と“一体化”することによって、目だけでなく身体全体で鑑賞していたりします。

しかし、大人になってしまうと、子供のように感覚で判断することが難しくなって、どう感じたかを知らず知らずのうちに、考えてしまっているような気がします。きっと、経験とか知識とか、そういうものと作品を結びつける癖がついてしまっているのかもしれません。そして、作品が表現しているものが自分の経験や知識の中にあるかどうかで、受け入れることができるのか否かを決めてしまいます。

「体験型アート」は、鑑賞者が介入することにより、その世界観や驚きに感覚的に触れることのできる形式の作品です。その仕組みは、PCによるプログラミングやプロジェクターによる映像、センサー機材などのデジタル技術によって構成され、展示空間内を広く活用した形で展開されています。

この感覚的に物事を捉えることが、そこに住む子供達や大人達の感性を刺激し、今まで目に付かなかった地域の魅力に気づけたり、今までにない新しい発想を生み出すなど、過疎地域の活性化にも繋がると考えます。
さらに、地域の財産である旧小学校の校舎を、体験型アートの舞台にすることで有効活用し、地域住民にも馴染みやすく、アートが身近で心温まるものになるよう企画しました。

今回は、体験型展示アーティストの「Ponboks(ポンボックス)」による作品展を、イワミアーツプロジェクトとコラボレーションする形で開催致します!

会期:2021/11/11(木)〜11/14(日)4日間

入場料:500円(高校生以下無料の予定)

会場:湯里まちづくりセンター(旧湯里小学校)各所

Ponboks 体験型アート展
◆ 展示予定の作品

来場者に参加して楽しんでいただける体験型インスタレーション作品を4つ展示する予定です(※展示内容は変更の可能性があります)

展示作品① 描いて咲く花畑
体験者の描いた花で、壁面に花畑ができていく体験型インスタレーション。壁面に手をかざして動かすと、万華鏡のような仕組みで一度に複数の花びら描かれ、どのように描いても花が咲きます(動画をみる)

Ponboks 描いて咲く花畑Ponboks 描いて咲く花畑

展示作品② 言葉が歩きだす
穴にむかって言葉をふきこむと、声から形になった言葉に足が生えてひとりでに歩きはじめます。言葉によって色が変化したり、頭に花が咲いたり、翼が生えて羽ばたいたりするなど、言葉に纏わる様々な演出を楽しめます(動画をみる)

Ponboks 言葉が歩きだすPonboks 言葉が歩きだす

Ponboks 言葉が歩きだすPonboks 言葉が歩きだす

展示作品③ こっちを見てくる黒猫たち
人を見つけると、その人の顔をずっと見てくる黒猫ライトたち。体を動かしたりしゃがんだりジャンプしたりしても顔を追い続けます。観賞者と黒猫たちの「興味」が交差する体験型インスタレーション(動画をみる)

Ponboks こっちを見てくる黒猫たちPonboks こっちを見てくる黒猫たち

展示作品④ 石見神楽面×光の絵付け
石見を代表する伝統芸能である「石見神楽」とデジタル技術を融合して生み出す新作の体験型展示。プロジェクションマッピングで面への絵付けを楽しめるなど、伝統的な石見神楽面を光で演出します。

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