ては【その2 相談者目線から】で後述させていただきます。
・マッチングサイトの有料制について
ちなみに、無料相談を謳っている士業マッチングサイトであっても、会員登録や契約締結時に課金が発生しているという現状があります。仕事を受けても成果報酬が減額されることは仕事の質を落とす結果になり得ます。士業側の不利益が、関係する方々を巻き込んで全体として首が絞まってしまうのは喜ばしい事ではありません。またプラットフォームサービスとは複数の価値を併せて新しい価値を生み出すものであるので、対象者の価値を課金という形で軽減させるのは本末転倒にもなります。その為、マッチング用のプラットフォームサービスは利用者にとって無料であることを前提として、無料以上の価値を創造することが課題であると考えます。
【その2 相談者目線から】
私自身、事業を始める時や節目の際にはありとあらゆる士業さんたちに助けてもらってきました。プライベートでトラブルに見舞われた時、解決に導いていただくこともありました。しかしながら、毎回感じたのは【誰に相談するのがよいのか良く分からない】【知識不足から相手が見えにくく、そのことで相談自体を躊躇ったり遠ざけてしまう】という気持ちでした。
経験を通して以下の通り考えました。
・士業さんは社会活動を円滑にする知識集団であり専門家であるのに大多数の人にとっては身近な存在ではない。
・実際に困った事があった時、誰に相談したらよいか分からない(士業さんという発想すら無い方も多い)
・相談するだけで高額な相談料がかかりそう(窓口の圧倒的不足 相談者側の知識不足が不安を助長している)
・結局、縁故で紹介を受けた士業さんに相談してしまう(信頼関係の構築に至らないうちに契約を締結)
・いい士業さんを誰かに広めたいのに手段がない(情報の伝達が思うようにいかない、同時にいい士業さんはどこに行けば出会えるのか知ることができない)
・沢山の広告をしている士業さんが”良い”士業さんではない
問題を抱えている時に、誰からに相談をしようと考える人はまだマシです。問題が解決できるかどうかも知らなかったり、不安が不安を呼んで立ち止まってしまう人も多いでしょう。問題を解決してくれる士業さんは沢山いるのに両方にとって不利益でしかないと思います。
こういった状況を打破するのがヘルプロの役割です。
相談者さんがハードル低く質問をなげかけられるように、UIUXを設計しております。
例えば① 相談者さんは2つの経路で士業さんに質問や依頼ができます。
1. 解決手段がある程度わかっている場合
2. 解決手段が全く分からない場合
1の場合は業種や地域で相談相手をトリアージできます。
2の場合はサイト内の『質問箱』に相手を選ばず質問することになりますので自分の職域外の質問に対しても答えていただく事が出来ます。
例えば② 士業さんがヘルプロ内で回答された履歴はプロフィールに紐付けらます。これまでにどのような問題にどのように回答されたかを確認できますので、人となりを想像することができるでしょう。
例えば③ 相談者は匿名で質問を投げかけることが出来ます。必要がある場合は回答者の中から業務委託する相手を選択することが出来ます。選択後の依頼の段階になってから実名でのやり取りが始まります(以後のやり取りは、ヘルプロ外の士業さん×相談者間で行っていただけます。)