はじめに
この度は数あるプロジェクトから私たちの案件にご興味を持っていただき、ありがとうございます。
日本が大好きなロシア人女性「Anna」の「夢」を実現するために、山形県酒田市にある酒蔵「菊勇」とロシア サンクトペテルブルグを拠点に日露ビジネスをサポートしている「MTC Japan」にて「日本酒の蔵をロシアに作る」共同プロジェクトを立ち上げました!
AnnaとMTCJapan日本酒チーム菊勇 佐藤社長
日本文化の象徴である日本酒をロシアに広げることで日露文化の発展に貢献し、コロナに負けない勇気を世界に発信していきたいと考えております。少し長いですが、この場を借りて、アンナの夢とプロジェクト立ち上げの背景をお伝えさせてください。
また、リターン品として、プロジェクト限定商品・菊勇の日本酒の他に、HARIO Lampwork Factory様との限定コラボ商品もご用意しております。ぜひ、ご覧いただけますと幸いです。
*HARIO Lampwork Factoryについて*
1921年創業の耐熱ガラスメーカーHARIOが職人の手仕事技術の継承のためにつくりはじめたガラスのアクセサリーのメーカーです!とてもかわいいアクセサリーがたくさんあります♪
ロシア人女性Anna(アンナ)の夢
〜Annaが日本に興味を持ったきっかけ〜
ロシア西部にあり、美しい自然と芸術の街、サンクトペテルブルグに生まれたAnnaは、15歳のときにみた日本映画『SAYURI』の美しい日本の世界観に魅せられ、日本に興味を持ちました。
大学の時、日本と自分をつなぐ運命の出会いを果たします。それは英語の先生でした。
日本の文化が大好きな先生は、J-Popをはじめ、日本の文化や音楽をたくさん紹介してくれました。Annaはその時初めて「日本語」に触れ、日本語の言葉ひとつひとつの音の美しさに惹きこまれていきました。
「自分もこの美しい言語を話せるようになりたい!」
この一心でのめり込むように勉強をしました。
〜そして、初めて日本へ〜
2012年、大学の卒業旅行で初めて、念願の日本を訪れました。
たったの2週間でしたが、とにかく日本の全てを見たくて、京都・大阪・奈良・金沢・福岡・日光….多くの都市を回りました。美しい文化が継承され、豊かな自然に囲まれた日本に魅了され、ますます日本が好きになりました。
初めての日本
〜日本酒との出会い〜
Annaは大好きな日本に携わることができる仕事がしたい、そのためにはもっと日本語を上達させる必要があると思い、大学卒業後は日本語の専門学校に進みました。
そして念願だった京都へ留学しました。京都を選んだのは、自分が幼い頃に観た映画の世界観があり、日本の文化がここに全てが詰まっていると思ったからです。
一番印象に残っているのは京都の紅葉。その美しさに思わず涙したこともありました。
京都への留学。感動した紅葉とともにそして、留学でAnnaは日本酒と出会いました。
初めて日本酒を口にした時、芳醇な香りと甘さが口いっぱいに広がりました。
「このお酒は、本当にお米で作られているの?」
これが、Annaが初めて日本酒を口にした時の感想です。
実は、ロシアでは「日本酒」はお米で作られたウォッカ(アルコールの味が強調された度数の高いお酒)と思われており、「美味しいもの」とは思われていなかったのです。ロシアといえば、ウォッカというイメージが強いと思いますが、ロシア人の中でも「ウォッカ=男性が手っ取り早く酔いたいがためのお酒」という印象が強く、ア