補聴器を隠さず、魅せる!耳元と人生を彩るアートカバーを多くの人に届けたい

補聴器を隠さず、魅せる!耳元と人生を彩るアートカバーを多くの人に届けたい
世の中の補聴器は、地味なカラーバリエーションや小型化が進んでおり、補聴器を隠すように生きている人達が多くいます。私は一人の補聴器ユーザーとして疑問を持ち、補聴器を”隠す”のではなく”魅せられる”アートカバーを発案し、人生が明るくなりました。世界中の同じ悩みを持つ人に、このアートカバーを広めたい!

破したい!と、必死で色々と調べました。

ある日「子どもはキラキラしたものが好き」というキーワードが目に飛び込んできました。
「キラキラが好き…。あ…そうや!補聴器をキラキラさせたらいいんちゃう?!」と思いついたのです。

あえてキラキラ光るネイルシールを貼って目立つようにしました。
すると、補聴器を見た子どもたちが「これは何?めっちゃきれい!」「かわいい!」と笑顔で寄ってきて「僕も着けてみたい」と補聴器に関心を持ってくれるようになりました。

(写真提供:一般社団法人のあっく自然学校)

そこからはキラキラな補聴器を見せびらかす事が日々の楽しみでもあり、人と笑顔で話す大切なキッカケでした。
そんな日々の中でも不便を感じる出来事がありました。かなしみごとにかけつける時、キラキラした補聴器をノーマルに戻さなければならなくなった時は、シールを全て剥がさなければなりませんでした。

「このキラキラを、そのまま外して置いておけたらいいのに…」

この出来事をきっかけにスマホカバーのように付け替えができるものを作ろうと、ネイルアートの材料を使って作ったのが「アートカバー」です。

【 アートカバーの利用者からは、喜びの声がたくさん! 】

実際にアートカバーを使用し始めた方たちからは、こんな声をいただきました。

「意地でも補聴器を見せないように生きてきたけれど、見せたいものになり、自信に繋がった」
「人の目線が耳元にきても、抵抗感がなくなった。むしろ見てほしいという気持ちに変わった」
「補聴器をつけたがらない子どもが、笑顔で補聴器をつけるようになった」

補聴器の変化により、多くの方々の人生が変わり始めました。
もっと多くの補聴器ユーザーの方に、この「変化」を体感してほしいと思っています。

補聴器を隠すのではなく、“魅せる”世の中に。
そして、補聴器を誰にとっても身近で当たり前のものにしていきます。

2017年、一人の補聴器ユーザーから始まったこの活動は、多くの人の共感を呼び数多くのメディアの取材を受けました。
日経BPをはじめとするネットニュース記事から始まり、各新聞社、NHK「ろうを生きる難聴を生きる」、読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」、日本テレビ「news zero #つながるニュース」、azbilグループPR誌の特集などです。

ある日、内閣府から連絡が入り政府国際広報で大きく取り上げていただきました。
世界各国へ、政府を通して正式に紹介いただくという大変名誉ある機会をいただきました。

今年に入ってからは、NHK WORLDという150ヶ国向けに日本のコンテンツや文化を発信しているウェブメディア「kawaii INTERNATIONAL」で紹介いただき、現在もオンデマンド放映中です。
(紹介の内容はすべて英語です)

このように各メディアから大変な注目を浴びているアートカバーのオーダーから納品までの流れについてお伝えします。

【 アートカバー製作の流れ 】

①ヒアリング
②補聴器のダミー手配
③土台作成
④アート
⑤デザイン確認
⑥フィッティングチェック
⑦納品

1つのアートカバーを完成させる工程は、ユーザーの思い描くデザインをカタチにできるように、補聴器ユーザーがお客様対応を担当し、デザインヒアリングから丁寧に進めております。

クオリティーの高いアートカバー作製のこだわりとして、補聴器専門家および認定補聴器技能者に協力いただき、精密な検査(※)を行っています。

そのうえでお客様へお送りしていますので、時間がかかっており