はじめまして、ミヤサカカズヒデと申します。
TheBERICH(ビリッチ)というクリエイターユニットで活動しています。
Eテレなどで放送されている番組でアニメを作らせてもらったり
YouTubeでオリジナルのアニメを配信したり
絵本とかも出したりとかの、いわゆるクリエイターです。
ボクは2020年の夏に”がん”であることが発覚しました。
“がん”の部位は左の下あごです。分類は”口腔がん”です。
“がん”のステージはお医者様が言われるには3とか4とかでした。
”口腔がん”の場合ステージ3とか4でも5年生存率50パーセントとか70パーセントと言われいます。
ボクは”がん宣告”を受けて絶望しました。
しかし!絵を描いたりお話を作るという職業なので
“がん”になったことをちゃんと伝えようと思いSNS上で漫画を勝手に発表し始めました。
「がんボコりに行く!キャンサーパンサー」というタイトルです。
Twitterで #がん検診行こう で検索すれば、すぐに見つけれます。
現在は手術も終わり、2020年末に退院し、経過観察の状態です。
社会復帰もしています。漫画も100話を超えました。
”がん”に対しての知識のなさを”がん”になってから痛感した。
漫画を描きながら”がん”のことちょっと知りました。
そしてこれは、人類みんなが知るべきとても良いテーマだと思いました。
そして1人でも多くの人にコノ漫画を届けたいと思いました。
どう届ける?
ボクはアニメを作れる!
それならばアニメを作って”がん検診”の大切さを訴えてみよう!と思いました。
制作中に転移・再発が見つかったら、たまったもんじゃないぞ!と、頭をよぎらないこともないけど…
少なくとも5年は完治と言えない病気だから、それも想定内にしなくてはなりません!
そして!ボクが “がん”にならない生活が続きますように!の願いも込めつつ
このプロジェクトを立ち上げて、たくさんの人に勇気をもらいたいと思いました!
まずはアニメ「キャンサーパンサー」を皆さんに知ってもらう方法としてテレビ放送を目指します!
やはり”がん”が気になる世代は、まだまだテレビの世代だと考えたからです。
アニメの内容は漫画をテーマごとにまとめて13本制作します。
“がん”をエンタメ化して”がん”の認知”そして”がん検診”の大切さを知ってもらいたい。
アニメ「キャンサーパンサー」を通じて「がん検診」受診率アップを目指します!
“がん”で死ぬ人が多いのは、みんなわかっているのに「がん検診」の受診率は低いそうです。
現に私も「がん検診」に行ってなかったのです。(人間ドックは行ってました)
データソース 厚生労働省「市区町村におけるがん検診の実施状況調査」
出典(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」)
がん検診に関する統計データのダウンロード
アニメ「キャンサーパンサー」には”がん”専門の先生とのQ&Aもあります
監修 大塚 弘毅先生(杏林大学医学部附属病院)
専門分野 がん遺伝子診断
“がん”の専門医として約30年近くがんの臨床と研究に取り組んできましたが
「がん検診」は非常に重要であると考えています。
アニメや漫画を使って「がん検診」の大切さを伝えることができないかと考えていましたが
それらに関するスキルがなく二の足を踏んでいました。
このたび”がん”を経験した映像クリエイターのミヤサカさんが
“がん”の非体験者に対し、アニメを使って「がん検診」を啓蒙するプ