クラウンメロン100周年!名脇役「子メロン」入りたるたるで次の100年を彩りたい

クラウンメロン100周年!名脇役「子メロン」入りたるたるで次の100年を彩りたい
袋井市のメロンは今年で100周年!歴史の影には「子メロン」という名脇役が存在します。このローカルな食材を、もっと幅広い地域や世代に知っていただき、メロン農家さんを!袋井を!盛り上げたい!そんな想いで、子メロン漬け入りタルタルソース『ハニーたるたる』を作りました!!ハニたるで、次の100年を彩りたい!

」とは!?

①100年の歴史を影で支えてきた「子メロン」

メロンは本来、1本の木にたくさんの実をつけます。しかし、クラウンメロン生産者は1本の木から1つの果実しか収穫しません。栄養分を1つの果実に集中させることで、甘くて芳醇な香りを持つ最高のメロンを作り上げるんです。ある程度成長したところで最も見た目がきれいな1つを見定め、残りは未成熟のまま摘果されます。これが「子メロン」です。可能な限り美しいメロンを作ろうとする農家のこだわりから生まれる副産物なんです。

温室メロンは1年で4回収穫するため、子メロンも次から次へと生まれます。成長過程のメロンは傷つきやすく、子メロンはあまり市場に出回りません。もっぱらメロン農家さんが近所の人々に配り、主に漬物(子メロン漬け)として食べられ、地域の食文化として根付いています。メロン生産者の減少が問題視されつつある昨今。全国に誇る高級マスクメロンとともに、守っていきたい郷土の味となる食材が「子メロン」です。

②その名脇役、子メロンに着目しました!

これまでも様々なアプローチでメロンの魅力を伝えようと、地元の食品メーカーや飲食店では「黒豆メロンカレー」や「クラウンメロンかき氷」などの商品が登場しましたが、浸透(定着)するまでには至りませんでした。

今年は100周年です。できれば、メロンの魅力を伝える新しい商品を作りたい。しかし、これまでとは異なるアプローチにしなければ意味が無い。結果「名脇役である子メロンを使おう」と思い立ちました。せっかく作るなら食べて頂く機会が多いカタチにしたい。そして何より、美味しく食べていただきたい。試行錯誤を重ね、辿り着いた答えが、子メロン漬け入りタルタルソース「ハニーたるたる」です。

普通はピクルスを入れて作るのが定番のタルタルソースですが、子メロン漬けが代わりに入る事で食感のアクセントと味の深みが加わり、オリジナリティあるタルタルソースとなりました。

100年の歴史の裏にある名脇役の子メロンという存在を他の地域に知ってもらう事は、手間ひまかけて作るクラウンメロンの価値が再認識されることにつながり、メロン農家さんに貢献できると考えています。

③あらゆる料理に美味しい魔法をかけます!

新感覚タルタルソース「ハニーたるたる」

子メロン漬けの特徴は、コリコリとした歯触り良い食感!もったりした感じの多い市販のタルタルとは異なり、酸味を効かせたさっぱりとしたタルタルソースになっています。揚げ物はもちろん、お好み焼きや野菜ディップなどにもマッチします。

使い勝手のよい小袋や箱に描かれたイラストは、Honey!ハニー!!のスタッフが手がけました。みんなの想いと力を合わせて作った『ハニーたるたる』です。あなたもぜひ食べてみタルタル~♪

※SBSの取材の様子

①ハニーたるたるで、積み重ねてきた食の歴史を未来へつなげたい

コロナ禍により多くの方が外出を控え、私のお店も当然ながら店内で食事されるお客様は激減してしまい、やりがいに大きくつながる「お客様の笑顔」や「美味しいの一言」をいただける機会が少なくなってしまいました。しかし嘆いてばかりはいられません。こんな時だからこそ、これまでとは違う価値をカタチにし、食の力で今度は「食卓」を華やかにしたい。食べているその瞬間には立ち会えないかもしれませんが、間接的に「美味しい」の声が届くかもしれない。そんな期待を込めつつ、ハニーたるたるを商品化させました。

袋井でお店を営む自分が、クラウンメロンを活用し盛り上げる。コロナ禍の中で、メロンの魅力