留学をあきらめかけている若者のための奨学金プロジェクト”Dream Fund”

留学をあきらめかけている若者のための奨学金プロジェクト”Dream Fund”
既に1年以上続いている新型コロナウィルスの影響で、留学先各国では国境閉鎖が続き、失業や世帯収入の減少が原因で、予定していた留学を延期・キャンセルせざるを得なくなった若者が沢山います。そんな金銭的な理由で留学の夢を諦めかけている若者を支援しようとこのプロジェクトを始めました!

対し、カナダのトロント大学では1年間で約400万円と日本の大学の約8倍ほどもかかります。

自分の場合、複雑な家庭の事情があり、卒業直前に仕送りが止まり、授業料支払いを延期せざるを得ない 事態になりました。

そんな中、課外活動や国際活動が認められ、大学のOBや地域の方々の寄付によって集まった給付型奨学金を授与することができ、無事卒業することができました。

自分は奨学金のおかげで、カナダの大学卒業という夢を実現できた留学生の一人です。

インターネットやSNSが普及し、海外に行かずに無料で英語を学べるようになった今でさえ、大金を払い、外国に住み留学生活を送るという経験に勝る物はありません。

各国での留学生に対する厳しい入国規制が続いている今ですが、困難を乗り越え、いまでも留学をしている方々がたくさんいます。

新型ウィルスが収束し、通常通りに留学できるようになった時、なるべく沢山の若者に海外に出て学んでもらおうというのが私の願いです。

Life Journey Educationでは、過去にもカナダの学校と提携で、また、自分たちの資金を使って奨学金プログラムを行い、数多くの留学生の夢を応援してきました。

その規模を大きく、より多くの未来ある若い留学生に届けようと始まったのが、クラウドファンディングで支援していただいた資金で成り立つ”Dream Fund – 留学難民への奨学金プロジェクト” です。

多数の応募をいただいた1次募集の厳しい審査の結果、Dream Fund初のクラウドファンディングによる奨学金プロジェクトの受給者が 2人決まりました。

そのお二人に留学への意気込み語ってもらいました!

Kaedeさん(写真左)

まず一人目は、留学経験を活かして「人種差別問題やLGBTなどの社会問題の解決に携わり、学校を作りたい。」という素晴らしい夢を持ち、カナダでの大学留学を目指している高校3年生のKaedeさんです!

自己紹介

現在高校3年生です。部活はソフトテニスをやっていました。高校生団体に参加したり課外活動にも力を入れていました。

質問:留学先での目標を教えてください。

様々な考え方を身につけたいです。先日黒人差別の抗議デモがあったのにも関わらず日本では特に問題として扱われず、他人事だと認識していると感じました。島国だからこそのいいところも沢山あるけれど、視野が狭くなりやすいと思います。

様々なルーツを持つ友人たちと交流することで、視野を広げることができたらいいなとおもいます。また、各国から目標を持った学生が集まるレベルの高い環境であるカナダの大学で勉強をしたいです。

日本の大学は人生の夏休みと呼ばれるほどの認識ですが、私はその中で切磋琢磨し、学校生活を送りたいです。

質問:奨学金を必要としている理由を教えてください。

私の家庭は裕福ではなく、ギリギリ生活していけるほどのレベルです。父も母も働いていますが、生活費や兄の教育費などで精一杯です。しかし、金銭的事情でいけないのは悔しい…どうにか留学に行かないかと調べていたときにこちらの奨学金の企画に出会い、応募させていただきました。

Kaedeさんありがとうございました!

高校生ながら他国で起こっている社会問題に真剣に向き合う姿勢に感心しました。

日本を飛び出し、膨大な留学資金が必要なカナダの大学へ進学する第一目標を応援しようと、数多くの応募者の中から選ばせていただきました。

Yukaさん(写真右)

二人目はVFXアーティスト(3DCGエフェクター)