アスミル』に登場する、主人公のアスミルです。この手あらいグマは、人に捨てられて、みなしごになってしまいました。
辛くて、悲しくて、どうして、生きていったらいいのか分からなくなった、手あらいぐまは、崖から、飛び降りて、死のうとしました。
その時です。
「生きろ、明日を見て、生きろ!」と言う、天の声が聞こえたのです。
その声に、驚き励まされ、思いとどまった、手あらいぐま。
今は、生きる楽しさを感じながら、1日1日を、大切に、自分らしく、過ごしています。
いつか、他の生き物の、お役に立てる明日を夢見ながら…。
ネタバレになってしまいますので、詳しいことはこれ以上、言えませんが、作者の田山氏が、新型コロナウイルスをもとに、こどもに!おとなに!手あらいの大切さを伝えるおはなしです。
手あらい以外にも伝えたいメッセージがたくさんふくまれた作品です。
けして、難しくはありません!こどもにも親しんでもらえる、内容で、人間ではなく動物で物語を書いていますので、是非、お子さんにも読んであげてください。
プロジェクトに参加している人のこれまでの活動
【田山 翔一】
演出家・脚本家・作詞家
2009 年 東久邇宮文化褒賞を拝受
演出家として、国際レベルの博覧会やオリンピック、 国体の演出に関わると同時にファッションショー、演劇、 ミュージカル、コンサート ( クラッシック、合唱、邦楽ま であらゆるジャンルなど ) のヒューマンな舞台エンター ティメントを数多く手がけ50 年。
劇作家・童謡詩人として数多くのオリジナル作品を創作。 ココロを耕す地域文化活動を中心とした独特の舞台表現の 世界は TAYAMAJIC と称され、こどもたちの生命輝く場として手がけるミュージカル舞台は新しいイノチの教育の場として注目され全国にその輪が広がっている。
第一種一級 視覚障害者と認定されるも数々の作品を創作し、障害を抱 えながらも人々に夢を与える生き方は、出逢う多くの人々 の勇気と希望となっている。
今回の【手あらいぐまのアスミル】の音読絵本は、二作品目になります。
一作品目は、【~沖縄の海から~ クジラが翔(と)んだ】というタイトルで、沖縄・日本・世界の平和を願ったメッセージが込められた作品です。
田山氏は、「沖縄の自然には、いのちの未来がある。地球の未来がある」と言って、この作品を作りました。
鉛筆画のイラストで、キレイに描かれた絵や関西弁で進む物語のテンポの良さや、海の大切さが知れる、知る人ぞ知る、人気作です。
【稲垣 佑すけ】
1997年7月生まれ。
2015年3月-沖縄県立辺土名高校環境科卒業。
沖縄大学こども文化学科中退。
大学生時代から小中高の家庭学習指導をはじめ
2017年8月
・フリーでパソコンの家庭教師を開始。
パソコン教室、個人指導、子ども向け簡単なブログラム
店のメニューづくり教室など、サイト制作、サイト管理などをフリーランスで活動中。
2019年5月
・NGO日本自然保護協会・自然観察指導員に所属。
以降、ボランティア活動や外来種駆除などを行う。
2019年5月
SDGsビジネススクール「StartSDGs」入学
12月
・一般社団法人Beyond SDGs Japan SDGsビジネスマスター取得。
2020年1月
・SDGsビジネスを沖縄SDGs Futureプロジェクト企画、開始。
ほかにも、国連が定めた2030年までにゴールすべき17つの目標、通称SDGs のビジネ