マチに活気を、学生に希望を
今、新型コロナウイルスの影響で、社会全体に暗く重たい雰囲気が流れています。
テレワーク、オンライン授業、外出自粛…
「ニューノーマル」を掛け声にさまざまな新しい生活様式が生まれるとともに、制約や自粛によって大切な日常が失われてしまいました。
この空白の1年で、果たしてどれだけの人が希望を持ち続けられたでしょうか。
耐え忍ぶことに慣れたとしても、失った悲しみに慣れることはできません。
大切な人を亡くした人、自分の生活を失くした人、希望や生き甲斐をなくした人
皆が何かを失った1年だったのではないでしょうか。
同じく、早稲田のマチと学生も、大切なものを失くしました。
それは、人と人との繋がりです。
昨年の今頃、まだ早稲田には多くの学生が出ていました。
そして、早稲田のキャンパスやマチでは多くの交流がありました。
サークルの仲間と集まること、同じ教室で一緒に授業を受けること、友達とわせメシを食べること、学生会館で談笑すること、 戸山アリーナで暇をつぶすこと。
多様性が触れ合う場所で、皆がそれぞれの方法で充実した学生生活を送っていました。
人と人、人とマチが関わることで知らぬ間にお互いが成長していく。
早稲田はそんな素晴らしい場所だったと思います。
しかし、学生にとって当たり前だったこの日常も、今ではすべて失われてしまいました。
キャンパスへの立ち入り禁止、共用施設の閉鎖、サークル活動の停止、友人との会食も自粛。
「大学に行く、行かない」の選択ができることすらも、ありがたいことだと感じるようになりました。
しかし、学生たちは耐えました。いつかまたみんなと会えるという希望を持ちながら、「今は我慢」と家からも出ず、じっとする生活をおくってきました。朝起きてパソコンを開き、画面とひたすらにらみ合い、オンライン上で友達と顔を合わせても、画面を消してふと周りを見渡せば自分がひとりであることに気付き、物理的なものだけでなく、心の距離までもが離れていく。自分が社会の一員である自覚も持てないまま、不確実な繋がりだけを頼りに苦しい日々を送ってきました。すべてはまたあの日常が戻ると信じて。
そして、その願いは叶わぬまま、1年が経過してしまいました。
キャンパスも、早稲田のマチも、再び学生で賑わうことはありませんでした。
また、早稲田には、まだ早稲田を知らない新入生たちがいます。
苦しい受験を乗り越えて、ようやく早稲田に入学したのにも関わらず、季節外れの蒸し暑い教室も、寝坊してひとり遅れて教室に入る恥ずかしさも、サークルの仲間も、マチに活気をもたらす学生の群れも、おいしい飲食店も、友達と夜を明かす楽しみも、まだ何も知らず、経験もできずに、1年が過ぎようとしているのです。
自分は大学1年生のときに多くのことを学びました。
学生生活を通して、早稲田の文化や伝統に触れ、いいことも悪いことも沢山吸収させてもらいました。
嬉しかったこと、楽しかったこと、失敗したこと、大変だったこと。
これら全てが自分の基礎を作ってくれました。
だからこそ今の自分があると言っても過言ではありません。
そして、早稲田で若き日々を送った人はみな、同じことが言えるのではないでしょうか。
そうした学生生活の大切な時期である1年を家で過ごす羽目になった新入生のことを考えると、本当に自分たち以上につらい思いをしていると痛感します。
大学生活において新入生には、糧にする友情も、思い出す青春もないのです。
学生から自由が奪われることで、もうひとつ被害を受けるものがあります。
それは早稲田のマチです。
早大生であれば誰しもが思い出すあの早稲田の街並み。
授業前後には大勢の学生が道を埋め、飲食店は時間を問わず賑わっていました。
学生はマチに支えられ、マチは学生に支えられ、お互いの存在が早稲田というひとつの大きな繋がりを作り上げ、お互いに活気を与えあっていたのです。
入学当初は早稲田に縁もゆかりもない学生であっても、気付けばマチに愛を持つ。そんな不思議な現象は、今もなお、早稲田の学生に受け継がれています。
早大生にとって、早稲田のマチは第二のふるさととも言える場所なのです。
そんな早稲田のマチも、今では人の姿が全くない、暗く、寂しい場所へと姿を変えてしまいました。
今、マチは活気を失っています。
今、学生は希望を失っています。
その隙間を埋められるのは人間しかいないのです。
合理化が進められた社会でも、大量の助成金でもありません。
こんな時代だからこそ、繋がりの大切さを知る人々が立ち上がろうではありませんか。
学生に希望を与え、マチに活気を与えられるような、多くの人を幸せにできる取り組
みをしてみようではありませんか。
暗い雰囲気のなか、早稲田に関わるすべてのひとが少しでも明るく、前向きになれるような、そんな企画をやってみようではありませんか。
これをきっかけに、また再び早稲田の絆を取り戻そうではありませんか。
今こそみんなで力を合わせて、早稲田を盛り上げましょう。
そしてコロナ前よりも、もっと深く、強い絆を作り上げましょう。
早稲田が世界に誇れるように、そんな壮大な夢は描かなくても、友人に自慢できるような、家族に自慢できるような、そんな素晴らしい思い出をみんなで作りましょう。
コロナに散々振り回された1年。
逆に利用してやりましょう。
企画内容
※本企画は早稲田大学の学生が主催するプロジェクトです。
※本企画の開催に際し、早稲田大学周辺商店連合会(W商連)に承諾をいただいております。
〇 意義・目標
・本企画は、新型コロナウイルスの影響で、苦しい生活を強いられている学生、苦しい経営状況を強いられている早稲田の飲食店、双方にメリットを創出することを目的とする。
・本企画を開催することにより、早稲田に関わる人々がひとりでも多く幸せになることを目標とする。
〇 概要
「早稲田生全5万人(※1) を対象に抽選を行い、当選した10名(※2) は1か月間、早稲田周辺の飲食店にて無料で食べ放題となる。」
〇 企画内容詳細
当選者(学生側)は、早稲田周辺の飲食店のうち1日1店舗(※3)、1か月の間、飲食し放題となる。
また、そこで発生した食事代は全て無料となる。
⇒これにより、コロナ渦で苦しい思いをしている学生を1人でも多く救いたい。
飲食店側は、当選者による1か月の集客が見込める。また、友達を連れて行くなどの相乗効果によって、より集客を見込むことができる。
⇒客が入るきっかけを作ることにより、少しでも多く飲食店の売り上げ向上に貢献したい。
結果として、双方がメリットを受けながら、マチと学生の交流を発生させることによって、早稲田の地域活性化につながる。
また、まだ早稲田を知らない、先輩から奢ってもらう経験や、早稲田の話を聞いたりする機会のなかった(あるいはそういった文化が薄れそうな)新入生、附属・系属校生までを対象にすることによって、失われた1年を少しでも挽回する。それにより、マチと学生の新たな関わりのきっかけ作りに
も寄与する。
この企画に参加できる対象を少しでも広くすることによって「早稲田に関わる人がひとりでも多く幸せになること」を達成する。
<企画の流れ>
1.Twitter上(※4)にて応募受付(3/1~)
2.応募締め切り後、抽選(3月下旬)
3.当選者が確定後、1か月食べ放題権の授与を行う(3月末)
4.対象期間(4/1~4/30)、当選者は早稲田のマチで飲食をする
5.企画終了後、利用頻度に応じて各店舗に発生した食事代金分をお支払い(5月)
〇 企画の狙い
・上記の「早稲田のマチと学生の双方にメリットをもたらす企画」とするとともに、OB・OGとも結束し 、1つの企画で巻き込む範囲を広げることで早稲田全体の結束力を世に知らしめる機会とする。
・地域的なお金の流れにイベント要素を盛り込むことによって、一方的な「支援」というお堅い枠組みではなく、人の役に立ちながら、楽しく、みんなに元気を与えられる企画とする。
・早稲田の人とマチの結束力を「支援」と「交流」の両面から示す。
・1度もわせメシを食べたことがないまま1年が過ぎてしまい、早稲田のマチを全く知らない新2年生や、これから始まるコロナ渦での学生生活に不安を持っている新入生に対して、ポジティブなアプローチができる企画とする。
思い出を絶やさないために
ここで、今回のキャンペーンに参加してくださる早稲田の飲食店さんをご紹介させていただきます。
学生は以下の店舗で1か月間飲食し放題、飲食店さんは来客による1か月間の収益確保が実現します。
後輩にご飯を奢る、そんな感覚でご支援いただけたら嬉しいです。
〇 三品食堂
・提供メニュー
カツ牛めし (並) ・(中) ・(大)
・マスターから
昨年から世界に広まった新型コロナウィルス、また、その感染防止策による人の行動制限、大学の授業形態の変化等による経済への影響は計り知れません。
新しいお店が増えている一方で老舗もまだまだ頑張っている早稲田の街も例外ではなく、商店街は今非常に苦慮しております。
しかし、早稲田には「早稲田愛」があります。
この「春のわせメシキャンペーン」は、現役学生が企画してくれた街と学生の双方を支援するもので、大変ありがたく思っております。
そして、この企
画を支えて下さる多くの方々のご協力、ご支援に心から感謝申し上げます。
〇メルシー
・提供メニュー
ラーメン(並)
やさいそば(並)
オムライス(並)
・マスターから日頃よりご愛顧いただきありがとうございます。
長引くコロナ禍でも、東京にお住まいの方は、変わらずご来店頂いたり、遠くにお住まいの方は、気にかけてくださったり、大変感謝しております。
またこの早稲田を元気にする為に、キャンペーンを立ち上げてくださっている現役学生の皆さん、大変励みになっています。
まだしばらくはこのような状況が続くと思われますが、また日本一元気な学生街に戻れるように、微力ながら頑張っております。
地方また海外でご活躍の皆様、こちらにいらした際には思い出してた頂けると幸いです。
〇 キッチンミキ
ミキランチ
チーズハンバーグ
〇 わせだの弁当屋
・提供メニュー
ギョウカラ(並)
シュウカラ(大)
茄子から(大)マシマシ
・マスターから
コロナ発生から一年、いまだ収束が見えません。学生の皆さんもオンライン授業のまま一年が過ぎてしまいました。ストレスもピークに達しているのでは無いでしょうか?
町の商店街も厳しい一年となりました。
四月から、七割程度の対面授業を再開すると、新聞で目にしました。
春のわせメシキャンペーンを通し、学生さんには元気を取り戻して、久々のわせメシを楽しんでもらいたいと思います。
春のわせメシキャンペーン、よろこんで参加させていただきます。
〇 武蔵野アブラ學会
・提供メニュー
武蔵野油そば(並)・(大)・(W盛)
特濃油そば(並)・(大)・(W盛)
限定メニュー早稲田スペジャル(並)・(大)
・マスターから
早稲田の特色はなんといっても学生と街が共になって築いてきた有機的な「早稲田文化」にあると思っています。
日本にも数少ない学生文化の土壌がこのコロナで脅かされてきたのは、店を続けていてなかなか忸怩ある想いでいました。
そんな学生さんと街を今一度繋げ直すことになるのではと、春のわせメシキャンペーン企画に参加しています。
この企画が良い形で実現される事を願っております。
〇 東京麺珍亭本舗
・提供メニュー油そば(並)・(大)
焼豚盛油そば(並)・(大)
・マスターから
新型コロナウィルスが社会全体に
大きな影響を及ぼしている中で、此度の「春のワセメシキャンペーン」を企画してくださった皆様。誠にありがとうございます。
コロナ禍の影響で早稲田の街全体に元気が無くなり、不安に過ごす方々が多い事と存じます。
しかし、麺珍亭はこれからも早大生のお腹を満たせる早稲田の飲食店として頑張りたい。
もっと早大生に寄り添って様々な企画でコラボしていきたい。
早稲田から始まった油そば文化を世界に発信していきたい。
その全ての願いを込めて、この企画に参加させて頂きます。
企画に関わった全ての皆様、ご支援ご協力を頂いた皆様、早稲田の街をこれからも共に盛り上げられるよう、麺珍亭も精一杯尽力致します。
共に乗り越えよう、早稲田。
〇 RAMEN GOSSOU
らーめん(並)・(大)
ホタテ塩(並)・(大)
油そば(並)・(大)
〇 キッチンオトボケ
ジャンジャン焼き定食
〇 みんなのビストロtomo’z
オムライス
オムハヤシ
ナポリタン(Sサイズ)
〇 尾張屋
親子丼(並)
カツ丼(並)
天丼(並)
〇 手打ちうどん ごんべえ
ごんもり
かつ丼
〇 らーめん我羅奢
濃厚味噌らーめん(並)・(中)・(大)
〇 うだつ食堂
中華そば(並)・(大)
徳島油そば(並)・(大)
つけ麺(並)・(大)
〇 東京らっきょブラザーズ
チキンスープカレー
豚キムチスープカレー
〇 あわや食堂
本日のおすすめ定食
〇 笑酒屋どやんぐち
漬けサバ重
牛バラ焼き丼
雲丹クリームうどん
〇 ニュースクール
和風ローストビーフとアボカド丼
和風ローストビーフ御膳
日替わり御膳
〇 forucafe
トマト海老カレー
ローストビーフ丼
プレーンブリュレフレンチトースト
※上記参加店舗は一部になります。今後増えた場合はこちらに随時掲載していきます。
学生が好き放題飲食する、結果として飲食店が潤う、それが積み重なって早稲田のマチに活気が戻る。
ざっくりとした構図はこのような形です。
思い出の味、思い出の街並みを絶やさないためにも、どうかご支援いただけると嬉しいです。
そして、また再び早稲田のマチに危機が訪れた時、皆様からご支援いただいた今の学生が、「今度は自分たちの番だ」と立ち上がってくれるのであれば、これほど嬉しいこ
とはありません。
これが「早稲田の血」なのだと思います。他にはない、素晴らしい精神です。
そして、この血は決して絶やしてはいけない、早稲田の誇りなのだと思います。
その誇りを胸に、今こそ立ち上がるときです。
皆様のご支援、どうかお待ちしております。
資金の使い道
〇 開催に掛かる費用
学生 1人あたりの料金(※1回の食事代を1,000円と仮定する)
食事代 1000円×30日=30,000円(/月)
これが当選者分(10名)となるので、
30000円×10人=300,000円(/月)+準備費(※5)
〇 内訳
飲食負担代 300,000円
CAMPFIRE 手数料 35,000円
キャンペーン画像作成 お礼 15,000円(※6)
注意書き
※1 早大生に加え、附属・系属校の学生も対象とすることを考えています。できる限り多くの学生に参加してもらえたら嬉しいです。
※2 資金集めが上手くいかなかったことを考え、当選者数を10名としました。目標金額が達成できなかった場合も、何とかしてこの10名は変えないようにがんばります。また、目標金額以上のご支援を達成した場合は、最大100名まで当選者枠の拡充をします。それ以上集まった場合は、資金をプールし、翌月第二弾として当選できなかった学生に向けてわせメシ無料食べ放題キャンぺーンを実施したいと考えています。
※3 1日に何回でも利用できるようにするには莫大な費用が掛かってしまうため、今回は1日1店舗とさせていただきました。1日無制限で1か月何回でもタダ飯が食べられる、そんな夢の企画もいつか実現出来たらいいなと思います。
※4 今回の企画開催にあたり、早稲田大学ITサークル「Sodai.」さんのご協力のもと、Sodai.が運営している大学内で約1万8000ダウンロードを記録している早大生限定時間割アプリ『わせコマ』をプラットフォームとして利用させていただきます。
※5 「準備費」は、内訳にある「campfire 手数料」と「キャンペーン画像作成 お礼」のみになります。
※6 今回この企画を開催するにあたって、早稲田大学広告研究会所属の友人にキャンペーン画像を作成してもらいました。就職活動前の大切な時間を1週間ほど取ってしまったので、お礼をしたいです。
<All-in方式の場合>
本プロジェク
トはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。