はじめに
皆さんは2月初めに起きたミャンマーでのクーデターが流血の事態になっていることを知っているでしょう?2/28には、一日で少なくとも18人のデモ参加の一般人が命を失いました。この暴挙をやめさせるためには、日本を含めた国際世界がミャンマーに注目し続けること、そして不服従運動を続ける人たちを金銭面で支援することが大切です。ぜひ、一緒に戦ってください。
私は大学で国際交流関係の仕事をしている者ですが、ミャンマー人の友だちの賛同を得て、このプロジェクトを始めることにしました。
炎天下、数十万いや数百万の人々が集まってクーデターに反対する行進をしています。ミャンマーの人々は1988年に数千人が犠牲になった血の弾圧を忘れていません。その後、大変な苦難の上に達成した民主化の喜びも。たとえ、スムーズに短時間で成果が上がらなくても、多くのミャンマー人がアウンサン・スーチー氏を含め、民主派政権を支持してきました。
解決したい社会課題
ーミャンマー国軍によるクーデターと、それから生じた深刻な現状
私は日本の大学で留学生への指導などをしている者ですが、今まで多くの優れたミャンマー人留学生が入学・卒業して社会で活躍してきました。そしてミャンマーでも日本国内でも生き生きと働いていました。 その彼らから、今回のクーデターに対し、悲痛な声が、続々と上がっています。その声は日本のTVやネットから入ってくる情報よりはるかに切実で、危険な情報を含んだものです。ぜひ、その声を聴いてもらいたい、かの地で実際に起きていることを人ごとじゃなく感じてもらいたいと思います。
こちらのFacebookのサイトは同じチームのミャンマー人が作ってくれ、日々、熱心に更新してくれているものです。ぜひ、こちらにアクセスして本当の実態を知ってください。
道路、建物などに「世界の人々に声を届けるために英語で」メッセージが書き残されています。このメッセージを見すごさないでください。
このプロジェクトで実現したいこと
ー日本に留学したミャンマー人元留学生やその周りの人達を金銭面で支援すること
ーミャンマーのクーデターを終結させ、民主化のプロセスを着実に進めること。
ー日本をふくめ、世界で、このような暴力・不当管理
などの動きが広がらないようにすること。
若い人も、1988年の弾圧を知っている人も仕事を捨てて立ち上がっています。長く続けば、経済的にも精神的にも大変な苦しみになります。命の危険も続きます。
世界からミャンマーの人々に支援の手を差し伸べましょう。
資金の使い道
臨時治療所等の設立資金:約42万円
軍・警察への医療機関や医療従事者への武力行使により、今のミャンマー国内は、安心して治療を受けられる状況にありません。そこで、場所を一時的に借りて治療し、危険になれば別の場所に移動して治療する等の「臨時治療所」の設立を考えています。スケジュール的には未定の部分が非常に多いのですが、協力してくれる医療関係者の賛同は少しずつ集まっており、今回のご支援を元に治療に必要な物品の購入、国内への搬送についてメンバー内で話しあっています。
実施スケジュール
2月下旬 誰もがアクセスできるミャンマーに関するFacebookページの開設
→ 詳細&克明な最新のミャンマー情勢を正確に入手
3月上旬 クラウドファンディング(CF)のサイト開設。上記のFacebookページと連携
4月上旬 座談会の開始
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
3,000円: 本プロジェクトに参加する、日本に留学していた優れたミャンマー人から「お礼と想いをこめたメール」
7,000円: ミャンマー同窓生との「オンライン座談会」参加(複数回実施予定)
最後に
ミャンマーのケースは対岸の火事ではありません。2016年の英国のブレグジットとトランプ当選から、世界は確実に怒りと暴力の方向に向かい始めています。今回のクーデターは、その流れに沿って発生したものです。ここで止めなければ、日本にも確実に火の粉が飛んでくるでしょう。今の、平和な生活がいつまでも続くものだ等、誰にも言えません。
危険にさらされているミャンマー人の同窓生、たくさんの人達への関心を忘れないでください!
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
ー佐藤友則 国立大学教員/NPO法人 CTN(中信多文化共生ネットワーク)代表理事
ーこれまで多くの外国人留学生に日本語や日本事情を指導し、同時に大学全体の国際化の取り組みをし
てきました。また、NPOのほうでは地域行政と密接にタイアップし、信頼を受けながら協働することで、多くの在住の外国由来の人とその子ども達をサポートし、同時に彼らの力を引き出して地域の元気に変えてきました。
今回のプロジェクトには、多くのミャンマー同窓生と、彼らと接して彼らの良さをよく知っている人達が賛同し、協力してくれています。