歩行田植え機で田植え中
○自己紹介
ご閲覧ありがとうございます。
私は新潟県見附(みつけ)市で地域おこし協力隊をしている奥田と申します。
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域へ移住して、地盤産品の開発・販売・PR等の活動をする、総務省によって制度化されたものです。
私は2018年5月に東京都から新潟県見附市へ、日本農業を守ることに繋がる活動がしたく移住し、中山間の山奥で農業、農産物の広報や販売を直売所などで3年間行ってきました。
農業界に関わり感じたことは、全てにおいて人手が必要なこと。
スマート農業が発展していますが、やはり最後は人手です。
しかし、現状は農業界に関わる人は減少傾向です。
収入は労力に見合わず安定しないことを目の当たりにして、やはり人が増えない世界だと実感しました。
しかし農業が衰退すれば、行きつくところ「食糧難」の可能性があると考えてます。
私は農業界に関わる人を増やしたいと考えています。
しかし、興味はあっても安定や家庭のことを考え、農業を行う人は増えません。
それであれば専業ではなく、「遊びながら、楽しみながら、気づけば農業界(維持管理)に関わっている、それが農地維持に繋がっている。」
その基盤を作りたいのです。
参加者は村民となり、村民票発行をして、村民による「村づくり」を行いたいと考えました。
○見附市とは、やりたい村づくりとは
見附市は、新潟県中越地方に位置する市で「新潟県のどまんなか」と言われています。
県内の市で最も小さい面積で、人口は4万人程です。
市内に流れる川には、刈谷田川(かりやたがわ)という信濃川水系の川が流れています。
また、山々などの豊かな自然と県内でも有数な田園地帯を保有します。
市内中心部は生活に不自由ない場所、半径2kmで中山間の山があちこちにある、自然と市外が融合した場所です。
自然が多い場所なので、ハイキングやトレイルが行え、またキャンプやBBQなど行える施設もあります。近年では地元見附のクラフトビールも誕生しました。(参考:MITSUKE Local Brewery)
見附市街地風景
中山側に位置する大平森林公園(Eボード、釣り、キャンプ場を有する)
携帯電話が繋がらない、廃村となった見附市栃窪町の風景
やりたいことは、冒頭に申し上げた、「遊びながら農地維持管理」に繋がる村づくり。
私は見附市で直売所を経営しております。(自身や地元農家さんの農産物の販売)
その直売所などにある休耕地や、今年から私が運営管理する棚田オーナーの場所を使って、参加者が「村民」となり、村づくりを行います。
この村は、参加者(村民)が自分達の発想で、好きなことを行い、村にしていくコンセプト。
例えば、畝を作り畑を行う。その畑は遠方の人でも行えるよう、リモート農園とする。
棚田では水位センサーや注水機を導入して、状況を発信して、インターネットを通じ村づくりに遊びながら参加できる体制です。
作った農産物は、私の直売所で委託販売や、希望する方にはその農産物を送付してお届け(可能ならご自身で収穫を行う。)
お米は参加した人のお米で「玄米コーヒー」にして、唯一無二の自分で作ったお米で玄米コーヒーを、キャンプや作った村で飲んでもらい人・農・食を楽しみながら繋げたいと考えています。
コロナ中でも、安心・楽しく・密にならず、安全な農産物を食すことに繋がってほしいとも考えてます。
田んぼの水位センサー・注水状況を知らせる(画面はイメージ)
直売所(みっけセンター)写真左:店内 写真右:外観