小説出版の夢をかなえたい

小説出版の夢をかなえたい
40年わたるサラリーマン生活を終え、若い頃からの夢であった物書きを目指して頑張っています。ようやく自信作ができあがり、さあ出版と思いましたが素人が突然出版なんて夢また夢。まずは自費出版からということです。とは言えこちらはご多分に漏れず老後不安を抱える身。なんとか夢を叶えていただきたいと思っています


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小説出版の夢をかなえたい
3 ~ 4 分
はじめに・ご挨拶

みなさんはじめまして、一村一矢と申します。40年にわたるサラリーマン生活を終え、今は引退生活を送っています。趣味は若いころからの夢でもありましたが、小説(らしきもの)を書いています。
大胆にも出版社に送りつけたり、賞に応募したり、無謀を重ねています。せめて1冊くらい世にだせるものが仕上がればいいなと思っています。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるで、時々書評をいただき、お褒めの言葉をいただくとこの上ない幸せを感じております。
私のように実績のないものは、まずは自費出版からということらしく、どうかご支援を賜りますようお願い申し上げます。
このプロジェクトで実現したいこと

これまで1冊だけ自信のあるものが完成いたしました。
電力会社の企業体質をテーマとしたものです。
タイトル:「電力会社の憂鬱」(400字詰め原稿用紙370枚)
あらすじは下記に記載いたしますが、なんとかこれを出版にこぎつけたいと思っています。

なお、この物語はフィクションです。
登場する会社・団体・個人などは全く架空のものです。
また事故などの表現は、すべてインターネット等で、公知の事実を参考にしております。

あらすじ
主人公、海野雅治は、西日本電力日本海原子力発電所の安全担当次長。普段は膨大な技術案件に追われながら、国・自治体・地元との対応に当たっていた。人懐っこい海野の性格の甲斐あってか、非常に良好な関係を築き上げていた。
技術的には、加圧水型軽水炉のアキレス腱といわれる「蒸気発生器」の安全対策が喫緊の課題であったが関係個所から厳しい叱責をいただきながらも運転を停止することなく安定稼働を続けていた。
ただ外部からの厳しい要望には耐えられるが、自分たちの立場を守るために現場に押し付けてくる本社からのプレッシャーには常々抵抗し、跳ねのけることもしばしばであった。
日々24時間365日交代勤務にあたる現場技術者の負担は相当なもので、都会のようにストレスを発散させるようなものは何もなく、彼らとのショックアブソーバー役となる海野自身の精神も次第に摩耗していく気がしていた。
そんなある日、同期の坂本人事部長から一本の電話が入る。社長の小村がリークしたと思われる、西日本電力の将来の社長候補6人の名前が、週刊誌に掲載されたというのだ。坂本のほか、企画部長・秘書部長・経理部長・東京支社長、そして海野である。このことを知った瞬間に坂本は強権である人事権を駆使し、ライバルを追い落としにかかる。自分の子飼いの部下をライバルの近辺に配置し、大ミスを誘発させる作戦である。
この坂本の策略にはまり、次々とライバルたちが失脚していく。
残りは海野である。
直属の人事課長を海野の下の事務次長に配置し、海野の失敗を誘発させろという命令である。原子力発電所の運営にあたる海野にまで手をのばせば一体何が起きるか。。。もちろん坂本は計算づくであった。
坂本は山本に命令する。「事故が起きた時がチャンスだ。お前が海野の破滅を確信するまでは事故は収束させるな!」ライバルを蹴落とすためには、原子力発電所であろうと彼にとっては道具にすぎなかった。
19〇〇年2月、日本海発電所2号機蒸気発生器細管破断事故発生。
過去に経験したことのない、非常用炉心冷却装置が作動する大事故である。
しかし事態は坂本が策略した通りにはならなかった。山本は海野の人間性に心から心酔し、何よりも地元出身の技術者が海野に心を寄せているのを知ったのである。逆に坂本の策略が表沙汰