であいの館蒲刈にモニュメントを設置したい!

であいの館蒲刈にモニュメントを設置したい!
であいの館蒲刈は呉市蒲刈島の入り口に位置し、とびしま海道の玄関口としての役割を担っている施設です。過疎の進むとびしま地域を盛り上げるために、鉄装飾家artistの岡本祐季さんに依頼した鉄のオブジェの設置を進めています。


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であいの館蒲刈にモニュメントを設置したい!
3 分
はじめに・ご挨拶

私たちのプロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。

私たちベンチャーかまがりは、とびしま海道の蒲刈島にある「であいの館蒲刈」の管理運営をしているNPO法人です。

であいの館蒲刈は蒲刈大橋を渡ってすぐそばにある施設で、とびしま海道の総合観光案内所として来島者の皆様をお出迎えしています。

安芸灘大橋
このプロジェクトで実現したいこと

観光産業は柑橘業、漁業と並び、とびしま地域の主要産業の一つとして私たちの地域を支えていますが、観光客の減少という問題を抱えています。特に昨年はコロナ禍の影響で飲食、宿泊を中心とした観光産業に甚大な打撃を受けえました。

そのような状況の中、とびしまに明るい話題を提供し、地域の憩いの場所としての魅力を発信していくために、「であい、縁」をテーマとしたオブジェの制作、設置を企画しました。Withコロナの時代だからこそ、新たな出会いや、これまでのご縁を大切にして、みんなでこの状況を乗り越えていこうという願いを込めています。

オブジェを設置し、広報することでとびしま地域の知名度を向上させ、多くの観光客の方にお越しいただけるようになることを目指しています。
私たちの地域のご紹介

安芸灘とびしま地域は瀬戸内の海路の要衝として繁栄してきました。

下蒲刈島三ノ瀬地区は、江戸時代には広島藩の番所や本陣がおかれ、参勤交代時の西国大名、朝鮮通信使などの海外使節団などの寄港地として栄えました。

大崎下島の御手洗地区は江戸時代、風待ち、潮待ちの港町として賑わいました。海上物流の拠点として人や情報が集積し、コメの相場も御手洗で決まっていました。江戸末期には、シーボルトや吉田松陰などの名士もこの地に寄港しています。

現在も、江戸、明治、大正時代の町並みが保存されていて往時をしのぶことができます。

大崎下島御手洗

明治期以降、柑橘業が盛んになり、どの島でも山の頂まで段々畑が広っていました。今でも、春にはみかんの花の香りが島中に漂ています。特に大崎下島の大長は戦前には全国の生産量の6割を占めていましたが、柑橘輸入自由化などの影響により徐々に衰退していきました。

みかん畑

産業の衰退、高齢化に伴い、人口は年々減少し、現在、安芸灘とびしま地区の総人口は約6000人。高齢化率も60%を超える状況です。

近年、レモンの栽培が盛んになり、Iターン、Uターンの若者がレモン、柑橘の栽培を行うようになっています。また、上蒲刈島では古代の製塩法を復元した藻塩が有名で、現地で藻塩づくりの体験をすることができます。

大崎下島大長

上蒲刈島沖に浮かぶ小島
鉄装飾家artist岡本祐季さんからのメッセージ

「波に乗って、風に乗って、想いが広がりますように」

3本の柱はしなやかでいて力強く支える人々、アールのラインは瀬戸内海の穏やかな波を象徴しています。
モニュメントのいろんな方向に伸びているラインは橋と絆を。
丸いモチーフは島と柑橘、そしてこの島の未来への夢や希望を表しています。

3本の柱に支えられて
空に向かい大きく上に伸びて夢や希望が空に放ち大きく膨らんでいく様子は
人の力が夢や希望を未来へ放つ姿を象徴しています。

広島市内に住む私と蒲刈島の出会いは10数年前に遡ります。
どこか気持ちの良い「車」で行ける島はないかな?とグーグルマップ片手にドライブをしたのが始まりです。
初めて訪れた時、古