プロジェクト誕生の背景
沖縄県沖縄市。人口140万人の沖縄県、第2の都市です。普天間米軍基地と嘉手納米軍基地との間にあることからもアメリカの影響を多く受けています。沖縄市の中心のコザには、戦後さまざまな人間模様がありました。軍政への反発、人権的な事件。一方で、華やかでダイナミックなアメリカ文化の流入、一攫千金も夢ではない時代の空気etc. 特に音楽はこの地から日本全土へブームを起こしました。現在もオレンジ・レンジやDA PUMPなどの音楽シーンを生み出しています。米軍相手のライブハウスやバーも盛んで、1990年代前半前までは沖縄県内NO.1の繁華街だったそうです。
平成の時代になり、那覇一極集中が顕著化し、リゾートホテルが立ち並ぶ西海岸が観光ブームになったことで、間にある「沖縄らしい」この街は、忘れ去られていました。しかし、この10年ほど前から、この土地出身の若者たちと魅了され集まってきた若者たちが、商店街の利活用でスタートアップ施設を作ったり、新しいコンセプトの店を開いたり、コンセプトホステル、シングルマザー支援の施設、お隣の台湾との交流などが生まれて、新しい形での街の活性が進んでいます。
しかし、この土地で生きてきた大人やこどもたちとの交流がなかなか生まれないことが課題でした。そこで今年の3月、こどもたちを対象としたプログラミング教室「Hanaわらび」が開業。コロナ禍ではありますが、商店街にこどもたちの声が響いています。
そんな中、出会ったのが「熱中小学校」=大人の学び舎。沖縄市コザのピースは揃いました!
運営は、私たちNPOコザまち社中が行います。私たちは2008年のNPO設立から、このコザのまちつくりに従事してきました。文化が、人が、まちをつくると信じています。「おきなわ熱中小学校」は「大人」が再び学ぶ、学び舎と考えています。
プロジェクトで目指すもの
全国18校、海外1校に広がる「熱中小学校」の価値を私たちは次のように考えています。
・地域に根ざした多様性あるコミュニティ
・第一線で活躍するボランティア先生による深い学び
・全国(海外)の熱中小学校とのつながり
・地域人材の育成
・地域間の関係人口創出
ここ、沖縄では、それに加え、沖縄のことを深く知っていただくチャンス、沖縄から世界へ羽ばたく基地となることを目指します。
資金の使い道・実施スケジュール
実は熱中小学校は、2016年からの」地方創生交付金対象事業として始まりました。しかし、その事業も2021年3月で終了。私たち「おきなわ熱中小学校」はまったくの助成を受けていません。
陸続きでない沖縄は、飛行機代がどうしてもかさみます。県外から講師を迎え入れるには、資金が必要です。このクラウドファンディングでは、より多くの講師に沖縄に来ていただき、沖縄のことを深く熱く知っていただくために活用させていただきたいと思っております。
<スケジュール>
「おきなわ熱中小学校」の第1期は2021年10月〜2022年3月の開催予定。第2.4日曜日に計4名/月の熱中講師に来沖していただく予定。
<見積もり>
6ヶ月×4名×@8万円=192万円
※1名あたりの必要費用:飛行機代6万円+宿泊費2泊分
最後に
「おきなわ熱中小学校」の名誉校長にはセイコウ・イシカワ ベネズエラ・ボリビア特命大使!大使のお父様が沖縄からベネズエラの移民だったことから、ご就任いただきました。
校長は、琉球アスティーダスポーツ株式会社の早川周作社長。沖縄愛が強い熱い男です。おきなわ熱中小学校校長とし