こんにちは!わたしたちは、「にのみやみんなにやさしいごはんプロジェクト」です。
神奈川県の二宮町という、人口3万人ほどの町で、食を通した子どもたちの健やかな成長を願う母親たちで団体を立ち上げました。
町の公立小中学校の給食を無添加・無農薬にしたい、という志を持って活動しています。
団体名にある、”みんなにやさしい”の”みんな”とは、子どもと大人、自然と人、そして町も含まれます。
例えば、無添加・無農薬の食材が使われた給食を食べることで子どもが健やかになり、自然が生かされ、農家さんが元気になり、町にも移住者が増える…そんな身の回りの人と自然がつながり、いかしあい、循環するようなイメージを持って活動しています。
これまで全国で少しずつ動きが大きくなっている、オーガニック給食についての情報をシェアし、取り組みについて学びの場に足を運んできました。
また、現在の給食や地域の食について知るためにメンバーで給食の試食会へ参加し、地元で食品を製造する工場への見学などを行っています。
地域で食の大切さについて伝え、仲間を増やすために、無料で映画を上映したいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。
食の大切さについて考え、模索する中で、私たちは今回上映する映画「いただきます ここは、発酵の楽園」に出会いました。
この映画は、全国のオーガニック作物の生産者や、オーガニック給食を実践する保育園、食農教育を続ける小学校などを訪れたドキュメンタリーです。
発酵の世界、微生物の大切さ、オーガニックな作物と健康は直結していることなどが、誰にでもわかりやすいように、美しい映像とともに綴られています。
「一日のうちのたった一食を変えたからってどうなるの?」
…実は、私たちもこの映画を見るまでそう思っていました。
でも、映画「いただきます ここは、発酵の楽園」を見て、そのたった一食で、子どもたちがみるみる健康を取り戻していることがわかったのです。
とはいえ、いくらオーガニックが身体に良いと知っても、家庭でずっとオーガニックを実践していくのはお金もかかるし難しいこともあるかもしれません。…でも給食がそうなったら?
食材をたくさん使うので、まとめて仕入れることができ、きっと家庭で実践するよりもコストがかからずにできるでしょう。
給食が健康になったら、朝ごはんや晩ごはんが適当になってしまった日でも、お母さんたちも気持ちが楽ですよね。
子どもが健康になって、お母さんも楽な気持ちでいられて、家族も幸せ!
さらには、給食の一食で結果が出たら、家庭でも続けていこう、という人も増えるかもしれません。
そうやってオーガニックな作物に興味を持つ人が増え、オーガニックな食品が普及すればするほど、生産量も増え、消費者にとっても手の届きやすい価格になっていきます。
オーガニックな農地が増えれば、もちろん、環境も良くなっていき、地球も幸せ!
そんなみんなの幸せが循環するのが、私たちがつくりたい地域であり、社会です。
今回、私たちに食を通した健康についての大きなヒントを与えてくれた映画、「いただきます ここは、発酵の楽園」を二宮町とお隣の小田原市で無料上映します。
映画を通して、食の大切さを知ってもらい、さらに学校給食のことをともに考える仲間を増やしたいのです!
〜プロジェクトで実現したいこと〜
・映画をたくさんの人に見てもらうこと
・小さな町から、オーガニック給食の輪を広げていくこと
・子育て中のお母さんたちとつながって、食について一緒