はじめに・ご挨拶
はじめまして。ぱんだハウスの清水です。数あるプロジェクトの中からご覧頂き、誠にありがとうございます。
ぱんだハウスでは、これまで東京の浅草を拠点とし、空き家をリノベーションしたシェアハウスやゲストハウスを10件以上手掛け、利用されていなかった建物に息を吹き込み、人と人との交流が生まれる施設に蘇らせることで、空き家を再生してきました。
2015年に東京浅草でリノベーションして再生したシェアハウス
そんな折、昨年からのコロナウイルスの影響により、三密の回避、テレワークの広がり、郊外への疎開などを通じて急激に地方への社会の関心が高まりました。実際に私の身の回りでも、東京から地方に移住したり、自然豊かなエリアにワーケーションに出かけ、リラックスした雰囲気の中で仕事をする仲間が増え始めました。
元々、岡山県の田舎で育った自分は、以前から地方での暮らしや過ごし方に懐かしさを覚え、ぱんだハウスとしても、地域創生やリモートワークの流れを促進するべく、東京浅草を離れ自然溢れる地域で空き家再生を行うことを決めました。いつも、プロジェクトはお気に入りの物件との出会いからはじまりますが、知り合いを通じて御縁のあった伊豆高原の地で、元大企業の保養所だった巨大施設に出会うことができました。
こうして、敷地面積1000坪、建物面積1100平米という、ぱんだハウス史上最大の物件再生に取り組むこととなりました。施設の外観図(リノベ前)
エントランスホール
ロビーの吹き抜け
海を一望 屋上展望デッキ
海の反対には大室山 伊豆の景色が360°楽しめる
鏡張りのスタジオ(多目的スペース) 窓の外の自然も楽しめる
温泉地ならではの楽しみ!浴場で温泉が味わえる
このプロジェクトで実現したいこと
現在利用されておらず、せっかくのポテンシャルを活かしきれていない空保養所を再生し、ワーケーションリゾートとして活用することで、地域創生とリモートワーク促進に貢献する施設を立ち上げたいと思っています。
伊豆高原エリアはかつてバブル期に大企業の保養所が立ち並び、多くの人で賑わうエリアでした。ところがバブル景気の崩壊と長引く不況のため、企業が保養所を手放す流れが続いています。大型物件であるが故に再利用する担い手も少なく、空き家のままとなっている保養所も少なくありません。そんな取り残された有効資源を活用し、街の活気を取り戻したいと思います!
やるからには、楽しいものを創りたい!!
と思い妄想していると、どんどんとアイデアが。
・海を見ながらのテレワーク。そうだ、そこに足湯もあったら最高だ!ちょうど温泉引いてるじゃん!
・整うために、サウナもあったらいいなぁ。サウナと言えば水風呂のあとの外気浴。屋上最高じゃん?
・合宿や研修やるならプロジェクターと大型スクリーン要るな。音響も充実させてシアタールーム創ろう!
・既存のBBQ場があるなぁ。となりにピザ窯もあったら最高じゃん!!
・敷地が広くて庭が広いな。しかも自然に囲まれてる。じゃあキャンプ場創ろう。グランピングもできる!
・キャンプと言えばキャンプファイヤー。焚火台を作って、ファイヤーしよう!(東京でやってたらすぐ消防車くるな。。)
・樹齢100年以上の巨木がたくさんあるなぁ。ツリーハウス作ってみたい。そこに泊まれると更に最高?
・ジブリの中の世界感。アースバックハウスも作りたい!
でも、あんまり、あれこれあると「ワーケーションリゾートなのに、仕事にならん!」ってなるかな?
だけど、ワーケーション『リゾー