はじめに・ご挨拶
身体拡張ロボット「スケルトニクス」を製造する㈱イーダブリューデザイン所属のチームスケルトニクスです。
このプロジェクトで実現したいこと・プロジェクトをやろうと思った理由
「スケルトニクス」は、皆さんに乗っていただける身体拡張ロボットです。過去には海外を含む各地でイベントに参加し、皆さんにデモンストレーションを見て、乗って、体感していただいて、そのたびに会場に歓喜の声が響きました。これまでの1つ1つのイベントが開発者としても忘れられない光景です。
我々はさらに夢を膨らませるべく新しい目標を掲げました。
「2025年の大阪万博で50体のスケルトニクスを行進させる」
50体の迫力を想像するだけで鳥肌が立つような目標です。
私達は、支援してくださる皆さんと、この50体を一緒に涙を流しながら眺めている姿を夢見ています。
これをきっかけに日本中の皆さんにスケルトニクスの存在を知ってもらい、重苦しい空気になりがちな日常に元気と夢を与えたい、そう考えております。
2019年までは様々なイベントに参加して、皆さんに体験していただき、出演料を製造・開発資金に充てておりましたが、2020年からは人が集まるイベントができなくなってしまいました。
このプロジェクトは、コロナ渦でも少人数で安全に、スケルトニクスを見て触って体験していただいて、参加費という形で、目標に向けた製造と開発をご支援いただきたく発足いたしました。
これまでの活動
チームスケルトニクスは、2008年高専ロボコン全国優勝チームのメンバーにより2010年に結成されました。
「スケルトニクス」は、人体では表現できないダイナミックな動きをすることを可能にしたロボットです。大きな特徴は、動力を使っていないこと。電気なしで動くクリーンなエンターテイメントです。モーターなどの動力は使用せず、腕や足の動きに追従して動くリンク機構を用いることで、人の動作を拡大します。
最近のロボットといえばAIロボットや介護ロボット。実用的なロボットはたくさんあります。利便性を考えるとその方が正しいのかもしれません。
でも私たちは「便利な」「効率がよい」という言葉ではなく、楽しさの追求をした、エンターテイメント用の「人が乗れるロボット」として、「圧倒的な存在感」と「理屈で語れない夢」を届けることにこだわってきました。
そして、 2013年に会社を設立。世界的に稀有な存在である「人が乗れるロボット」メーカーとして、国内外のイベントや、「紅白歌合戦」「逃走中」出演等、メディアにて活動しています。
スケルトニクスの搭乗イベントを開催すると、色々なお客様に出会います。
・乗ってる子供を撮影しながら、子供以上に目を輝かせるお父さん
・イベント会場をたまたま通りかかって釘付けになっていくご年配ご夫婦
・搭乗の順番待ちをしながら、スケルトニクスと一緒に手を動かしてしまう子供
・搭乗イベントの休憩時間に我先にと乗りたがる現地スタッフの30代女性
このようにスケルトニクスに人を魅了する力があることは間違いなく、手ごたえを感じています。このような目の輝きを励みに、50体製造への挑戦目標として掲げました。
このデジタルの時代に、スケルトニクスの迫力、動かす感動というリアルを感じていただきたい。
このご時世、日本も世界も元気がないこんな状況だか